株式会社テレコムスクエアが提供中のARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」に新たに「翻訳機能」が追加された。
27言語に対応したこの新機能により、世界149か国で利用できるナビアプリとなり、道案内はもちろんのこと外国でのコミュニケーションを円滑にする翻訳ツールとしても活躍しそうだ。
多機能な地図アプリ
「PinnAR」は、カメラで映した実際の風景上に道順をAR表示する「ARナビ画面」と、マップ上にルートが表示される「マップナビ画面」の2つのナビ画面を切り替えて使える地図アプリ。これまでの累計ダウンロード数は120万にものぼる。
周辺施設をカテゴリ別に検索できる「周辺スポット機能」やお得な「クーポン機能」、11月に追加されたばかりの「屋内ナビ機能」などを搭載し、ユーザーの快適な移動体験をサポートしてきた。
また、Googleマップが対応するすべての国のマップに対応しているのも特徴。しかし、世界中のマップを見られるとしても、言葉がわからない場合は少し使いづらいかもしれない。そんな言葉の壁を取り払ってくれそうなのが今回追加された「翻訳機能」だ。
27言語を3つの方法で翻訳!
「翻訳機能」は、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)をはじめとし、ドイツ語・ポルトガル語・タイ語など27言語に対応。なかにはiOS限定のスロバキア語やAndroid限定のタミル語(インドやスリランカなどの公用語のひとつ)といった言語も含まれる。
翻訳方法は、「テキスト入力翻訳」「音声認識翻訳」「画像スキャン翻訳」の3通り。画面越しに文字を相手に見せたり、書き出したりするときは「テキスト入力」、リアルタイムなコミュニケーションをとりたいときは「音声認識」、看板や印刷物を翻訳したいときは「画像スキャン」というようにシーンにあわせて使いわけできるのが便利そうだ。
「PinnAR」は無料で利用できるのも特徴。このたび「翻訳機能」が追加されたことで、誰もが気軽に海外でのARナビゲーションと翻訳サービスを利用できるようになるだろう。
- Original:https://techable.jp/archives/143945
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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