米政府による規制が強まり、チップセット調達が困難になったHuaweiは、中国国内へのチップ生産工場建設に乗り出していましたが、その第一号が完成しました。
武漢工場が完成
現地メディアChina Money Networkによると、Huaweiとしての初の国内工場「Wuhan Huawei Optical Factory Project (Phase II)」が完成した模様です。
工場は武漢オプティクスバレーに位置し、総敷地面積は208,900平方メートルです。敷地内にはチップ製造工場、キュービクル式高圧受電設備、電源制御装置(PMD)などが配備されている模様です。敷地内にはまた、Huawei最大の研究開発施設も位置します。
なお同メディアによれば、Huaweiは武漢だけでなく、上海にもチップ生産工場を建設する計画で、工場の運営管理は上海を拠点とする企業が担う見通しです。
来年まず45nmプロセスからスタート
ただしチップ生産工場が完成したとはいえ、Huaweiがただちに自社の最新スマートフォンに搭載可能なチップを生産できるわけではありません。同社はまず来年に、45ナノメートル(nm)プロセスでの生産に着手し、2022年に28nmプロセスへと移行する計画です。
ちなみにHuaweiの次期フラッグシップモデル「Mate 40」に搭載されるチップ「Kirin 9000」は、5nmプロセスで製造されています。
Source:China Money Network via Gizmochina
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-333219/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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