株式会社RABOは、猫の健康管理をサポートする首輪型デバイス「Catlog(キャトログ)」を展開中。同プロダクトは専用アプリと連動し、猫の行動データを記録する。
今回、Catlogアプリの食事の記録に関して飼い主がフィードバックできる機能が追加された。これによってAIが徐々に学習し、食事の判定精度向上が期待できるという。
ちなみにTechableでは、同社代表取締役社長の伊豫愉芸子氏へのインタビュー記事も過去に公開したので、興味のある方はぜひ。
首輪型デバイス「Catlog」について
今回のフィードバック機能紹介の前に、「Catlog」を改めてご紹介しよう。同デバイスの特長は、装着した猫の走る・歩く・食事・睡眠などの活動データを24時間計測できること。昨年9月のローンチ後、約4か月分の出荷予定数を1.5週間で達成する大ヒットを記録した。
計測・記録した猫のデータは、専用アプリで見られる。猫の健康管理に役立つデータをスマートフォンでチェックできるのは、飼い主にとって心強いだろう。
飼い主の答え合わせによってAIが学習
「Catlog」アプリでは、食事の記録が正しく表示されにくい場合があったようだ。その原因のひとつとして、猫の食べ方の個性や食事・食器の種類など、さまざまな食事のパターンにAIを最適化することの難しさが挙げられる。
そこで同社は、記録した食事データに関して飼い主がフィードバックを行える機能をリリース。食事のグラフ画面における「食事が正しく表示されにくいときは」という表示をタップすると使用可能になる。
飼い主がアプリの食事の記録を「◯(食べている)」「☓(食べていない)」で答え合わせすることで、AIが猫の個性を学習し、判定精度の向上が期待できるという。ただし、精度改善にも個体差があり、即座に改善されない場合もある。その場合は、継続的にフィードバックを続けると徐々に改善されていくとのことだ。
- Original:https://techable.jp/archives/144159
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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