VR法人「HIKKY」は12月14日、VR空間上で行う世界最大級のイベント「バーチャルマーケット5」において、ウォルト・ディズニー・ジャパンのディズニーストアが期間限定でオープンすると発表した。実際の店舗で販売されているアイテムの3D展示のほか、そのままディズニー公式オンラインストア「shopDisney」(ショップディズニー)に移動して商品を購入できる。バーチャルマーケット5は、2020年12月19日~2021年1月10日の23日間にわたり開催予定。
今回の取り組みは、日本発のバーチャルディズニーストアに、世界中からアクセスし、ディズニーストアの世界観を体験できるというもの。
記念すべきオープン初日の2020年12月19日から25日までは、店外にクリスマスツリーをあしらい、ディズニーストアのクリスマスグッズが並べるという。12月26日以降は、お正月グッズの「ETO DISNEY」にチェンジ。全期間通して「UniBEARsity」(ユニベアシティ)、「THE ARISTOCATS 50 YEARS」「101 Dalmatians」商品のVR展示も実施する。
バーチャルディズニーストア店舗内には、「マーベル」エリアと「ディズニー ツイステッドワンダーランド」エリアも用意。「ディズニー ツイステッドワンダーランド」エリアでは、寮ごとに精巧にモデリングしたイメージアクセサリーを展示。「マーベル」エリアでは、中央にBANDAI SPIRITSの受注販売フィギュアである「アイアンマン マーク6」を等身大で展示。また、こちらのエリアではディズニーストアとTHRASHERの共同企画品である「スパイダーマン」Tシャツの展示も行う。
バーチャルマーケットとは、VR空間上にある会場で、出展者と来場者が、アバターなどのさまざまな3Dアイテムや、リアル商品(洋服、PCなど)を売り買いできるイベント。その他、バーチャル空間上で乗り物に乗ったり、映像を見たり、来場者間でコミュニケーションを楽しむことなどが可能。
VR機器やPCから気軽に誰でも参加でき、開催期間中は24時間運営することから、日本はもとより世界中から70万人を超える来場者が集まる、世界最大のバーチャルイベントとなっている。
また「バーチャルマーケット5」では国内外から通信、メーカー、小売り、アパレル、エンタテインメントなど、様々な業種から有名企業・アーティスト・団体の出展が決定。出展企業は自社ブランドと親和性の高いデザインや仕掛けを施した特別ブースを展開。ブース内では、さまざまな商品の売買、試乗・試遊体験や一流の店員からの接客まで、まるで実際のお店に来たかのような体験・コミュニケーションをいつでも誰でもどこからでも楽しむことが可能。
- 名称:Virtual Market5(バーチャルマーケット5)
- 主催:VR法人HIKKY
- 会期:日本時間 2020年12月19日11:00~2021年1月10日23:00(計23日間)
- 会場:特設会場(バーチャル空間)。後日URL発表
HIKKYは、エンタテインメントVRを牽引する注目のクリエイター達をメンバーとして、業界の発展やクリエイターの発掘・育成を目標に2018年5月に設立。VR/AR領域において大型イベントの企画・制作・宣伝、パートナー企業との合同新規事業開発を主業務とし、バーチャル世界の生活圏・経済圏を発展させ、クリエイターがより活躍できる場を支えていく。
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カテゴリー:VR / AR / MR
タグ:Disney / ディズニー(企業)、バーチャルマーケット、HIKKY、ファッション(用語)、日本(国・地域)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/12/14/hikky-virtual-market%EF%BC%95-shopdisney/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Takashi Higa
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