MacWorldが、Apple Watchの心電図アプリの新バージョンは高心拍数下での心房細動も検出できるように拡張され、精度もこれまでのバージョンと変わらないと報じています。iOSデベロッパーのスティーブ・モザー氏がTwitterに、心電図アプリの更新画面を投稿しました。
550人対象の非臨床試験を実施し、FDAの承認取得
MacWorldによれば、Apple Watchの心電図アプリの新バージョンはFDAの承認を得るために550人を対象に非臨床試験を実施し、12誘導心電計での測定結果と比較したとのことです。その結果、心房細動について98.5%の精度で判定、最大99.5%の精度で正常な拍動を示す洞調律と判定できることが確認されたようです。
iOS14.3とwatchOS7.2の組み合わせで更新か
モザー氏によれば、iOS14.3リリースキャンディデート(RC)とwatchOS7.2 RCをインストールしたデバイスで、心電図アプリが有効化された地域では、iPhoneのヘルスケアアプリの更新画面で、高心拍数下における心房細動検出が可能になったことを示すメッセージが確認できるようです。
If you have installed iOS 14.3 RC and watchOS 7.2 (and depending on your location) then you will see a message about new ECG capabilities (AFib at higher heart rates) in the ECG app after updating it in the Health app. pic.twitter.com/nlAk7IjACz
— Steve Moser (@SteveMoser) December 9, 2020
日本で心電図アプリが有効化される日時は不明
心電図アプリは日本でも2020年9月4日に、医療機器としての承認を取得していますが、Appleが本機能をいつ有効化するかは不明です。
Source:Steve Moser(@SteveMoser)/Twitter via MacWorld
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-334507/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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