ナレッジ共有ツール「Qast」は、誰でも使える社内の知恵袋!

近年、社内の情報共有やナレッジの属人化に課題をもつ企業が増加しているようだ。そんな企業にとって便利そうなのがany株式会社が提供するナレッジ共有ツール「Qast(キャスト)」。これは、Q&A形式とメモ形式で社内ナレッジを集約するツールで、誰でも簡単に社内のナレッジを検索可能となる。

テレワーク導入が進むなか、10月より10人以下は永年無料でサービスを利用できるフリープランを提供しており、11月には導入社数2,000社を突破した。

誰でもできるナレッジ投稿・検索

同ツールは、社内でよくある質問はQ&Aに、掲示板や個人のナレッジはメモに投稿することで社内の情報を1箇所に集約することが可能。投稿者には、投稿数や反応数に応じたスコアが付与され、情報共有における貢献度が可視化されるのも特徴だ。

これにより、積極的な投稿を促すことができ、ひいては社内のナレッジの属人化や電話やメールで何度も同じ質問に回答するという状況を解消していく。

また、同ツールに集約しておくことで、チャットツールでやり取りした情報のように流れることがなく、しっかりとナレッジを蓄積できるというものポイントだろう。

投稿時はテンプレートを使用したり、SlackまたはTeams上のメッセージを投稿できたりと、投稿作成の時間を短縮する機能も実装。さらに、各フォルダごとに閲覧権限が設定できるため特定のチーム内でのナレッジ共有が可能となる。

ナレッジを検索・質問する場合、投稿されたテキストのほかPDF、Word、PowerPoint、Excelなどの添付ファイル内の文字列も検索対象となるので、必要な情報をすばやく正確に見つけ出せるだろう。なお、質問者は匿名機能を使うこともできる。

「新型コロナ対応賞」受賞!

そんな「Qast」が、11月17日に開催された「第4回 社会課題の解決を支えるICTサービス大賞」にて「新型コロナ対応賞」を受賞した。

「新型コロナ対応賞」は、昨今の新型コロナウィルスにより、テレワークを導入した企業などの社内コミュニケーションのあり方を改善するICTサービスに贈られる賞。

「Qast」のテレワーク中でも簡単に社内のナレッジを共有できる点と、属人化を防ぐナレッジマネジメント実施に貢献できる点が評価されたとのことだ。

2018年7月にリリースした「Qast」β版は200社以上に導入され、2019年4月に正式リリース。その後順調に導入企業数を伸ばし、グローバル・ブレインやHENNGE株式会社などから2度にわたる資金調達を実施した。

また、ゼネラルリサーチによるアンケート調査では、ナレッジ共有ツールにおける「利用満足度」「使いやすさ」および「大手企業役職者が選ぶナレッジ共有ツール」という3部門でNo.1を獲得している。

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