【ds hands on!】パナソニック NR-F516MEX


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野菜室が真ん中で生活スタイルに合わせて選べる
切替室を搭載使い勝手を追求した冷蔵庫

パナソニック
NR-F516MEX
実勢価格:37万4000円

最もアクセスしやすい本体中段に野菜室を配置した大容量冷蔵庫の新モデル。まるごとのキャベツや白菜、2Lペットボトルなどの重たい食材を、腰をかがめずに取り出すことができる。野菜室の右上には約-3℃で微凍結させるパーシャル/はやうま冷凍切替室を搭載。業務用レベルの急速冷凍機能で、お弁当の粗熱を取ったり、急速冷凍/冷却ができる。


頻繁に使う野菜室を真ん中に配置

『MEX』シリーズの一番の特徴が野菜室を真ん中に搭載すること。毎日頻繁に使う部屋なのでアクセスしやすい場所にあるのが便利。Wシャキシャキ野菜室はボトルコーナー、上段、下段の3つの空間に分かれており、保存する食材によって分類できる。

加湿もできるフィルターを搭載

野菜室の下段には野菜室のうるおいを保つモイスチャープラスフィルターを搭載。湿度適切に保ち、必要に応じて加湿もできる仕組み。また、パラジウム保鮮フィルターで野菜の老化も防げる。

ワンダフルオープン

野菜室と冷凍室は奥まで引き出せるワンダフルオープン構造となっている。さらにレールがバスケットの下部に配置されているため、奥まで引き出しても空きスペースが少ないので冷気が逃げにくい。

多彩な使い方ができるアレンジストッカー

新搭載のアレンジストッカーは保存したい食材に合わせて様々な使い方が可能。両方に卵パックを入れれば20個以上保存ができる。また、ジャムやマスタードなどの小瓶類を収納するのにも向く。

アレンジストッカーの引き出しは個別に取り出すことができるので、そのまま食卓に並べることも可能。朝食セットや晩酌セット、子供のおやつなど入れる食材によって様々な使い方ができる。

パーシャル/はやうま冷凍切替室の使い分けが重要

冷蔵室内にコントロールパネルを配置。冷凍室冷蔵室の運転モードを設定できるほか、パーシャル/はやうま冷凍切替室のモード切り替えや、クーリングアシストの動作設定ができる。

クーリングアシストの「はやうま冷凍」では食材を45〜60分で急速冷凍。細胞の破壊を抑えられ、霜もつかないので美味しさがキープできる。 

「はやうま冷却」の冷ますモードではお弁当や料理のあら熱を素早く取ることができる。また、「急冷」モードを使えば、食材に下味を素早くつけることができる。

「はやうま冷却」の冷ますモードではお弁当や料理のあら熱を素早く取ることができる。また、「急冷」モードを使えば、食材に下味を素早くつけることができる。

トップユニットや片ドアで開けるチルドルームなど使い勝手が上々

トップユニット方式

パナソニックの冷蔵庫に共通しているのが本体上部後方にコンプレッサーを配置すること。使いにくい冷蔵室の上段奥が浅くなっているが、その分、下段の冷凍室の奥が広くなっている。

チルドルーム

『MEX』シリーズの使い勝手の良さの一つが右のドアを開くだけでチルド室が引き出せること。左右ドアを全開にする必要がないため、冷気も逃げにくくなっている。

スライドトレイ

冷蔵室の下段トレイはワンタッチで奥にスライドできる仕組み。背の高い食材や瓶を入れたいときにさっと庫内レイアウトが変更できる。

チルドルームと微凍結パーシャル室で保存テスト

(左) チルド (右) 微凍結パーシャル

同じ日に買った豚肉を約0℃で保存するチルド室と、約-3℃の微凍結パーシャル室で保存した。5日目までは違いはなかったが、チルド室の豚肉はだんだんと色が悪くなったのに対してパーシャル室は表面がわずかに凍ったのみで、一週間以上、色に変化はなかった。

クーリングアシストルームを搭載した野菜室が真ん中のモデル

今年はコロナ禍によって、自炊や在宅勤務により、広がっているのが家電の買い替えだ。様々な食材を保存する冷蔵庫もその対象のひとつ。選択肢としてオススメしたいのが今年10月末に発売された、パナソニックの大容量冷蔵庫『NR-F
516MEX』だ。

最大の特徴は、近年人気を集めている、使用頻度の高い野菜室を高い位置に配置したレイアウトを採用すること。重たい野菜やペットボトルなどを出し入れするときに腰をかがめる必要がない。筆者は普段、最下段に野菜室があるタイプの冷蔵庫を使っているが、実際に『NR-F516MEX』を使ってみて、その楽さに驚かされた。大きな野菜はもちろんのこと、ペットボトルや醤油などの調味料を出し入れするときに、かがまなくていいのが想像以上に楽だった。

そして『NR-F516MEX』にはもう一つの魅力的な機能、クーリングアシストが搭載されている。これは業務用レベルの急速冷凍技術を利用したもので、冷気を直接食材に吹きかけることで急速冷凍したり、短時間で食材を冷ますといった使い方ができる。上位モデルである『WPX』シリーズと同等の機能を搭載しているのが嬉しい。また、新機能のアレンジストッカー機能が面白い。チルド室の横の空間を活用。単なる卵入れにするのではなく、多彩な使い方ができるスペースを実現している。さらにこの空間を活かしたことにより、チルド室が使いやすくなっている。右ドアを開くだけでチルド室が引き出せるのが本当に便利だ。

このように使い勝手面で優れた『NR-F516MEX』だが、悩ましいこともある。それが、クーリングアシストルームと微凍結パーシャルが切り替えとなっていることだ。両立はできないため、ライフスタイルに合った機能を使うことになり、同時に両機能を使えないのが残念だ。

それでも『NR-F516MEX』は非常に魅力的な冷蔵庫だと言える。トップユニット方式により、冷凍室が奥まで使える点なども地味だが機能的だ。Wi-Fiなど先進機能には対応しないが使い勝手を重視するなら有力候補にしたい冷蔵庫だ。


text : コヤマタカヒロ
photo : 大久保惠造
profile : デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ
デジタル機器と家電の専門家としてPCからAV機器、白物家電に関する執筆活動を展開する。調理家電のための空間「コヤマキッチン」を用意。


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