指先ポッカポカの電熱グローブで、寒い朝でもサイクリングに行けちゃいました!

12月も中旬に入ると一気に寒くなりましたね。朝なんて布団から出るのも億劫になる程。でも、そんな寒い中でも日課(と呼べるかわりませんが…)にしていることがあります。先日別の記事でも書きましたが、10月にロードバイクを購入して以降毎日、ではないのですが朝晩は気ままにサイクリングを楽しんでいます。

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ただ、やはり気温も低く、一日の中でも特に冷える時間ということもあり、体も手も冷たいのなんの。今の時期、朝の早い時間だと気温は1~2℃。さすがに手が冷たい状態だと、ギアチェンジやブレーキといった一瞬の判断が要する時には影響が出てしまいます。一応手袋はしていますが、すぐに指が暖まるというわけではなく…。

「わざわざ寒い朝に乗ることないだろ。早起きなんかせず、暖かい布団でヌクヌク寝ようぜ! ロードバイクに乗るのは昼間だけでもいいだろ」

なんて悪魔の囁きも聞こえてくるのですが、せっかく続けてきたことだし、今辞めてしまうのはもったいない。対策さへちゃんとすれば、朝のクルマが少ない時間のサイクリングは楽しいんだから!

そんな感じで防寒用の手袋をいろいろ探して見つけたのが、電熱式の「めちゃヒート 充電式 ヒーターグローブ」(9980円)。その名のとおり、小型のバッテリーを搭載したグローブで、電源を入れたらわずか数分で指先がホッカホカになるという手袋です。

冬のサイクリングにはもちろん、これからの季節なら初詣や初日の出を見に行くの時にも頼りになりそうなグローブです。

■防寒対策にぴったりなインナーグローブ

三段階の温度調節が可能で、手が動かしやすい「めちゃヒート 充電式 ヒーターグローブ」。実は買ってから気がついたのですが、これインナーグローブだったんですね(笑)。本来なら、このグローブの上にアウターグローブを装着する、というのが一般的な使い方なんだそう。ただ、何日か試して見た結果、ロードバイクで走るくらいなら、なんだかんだそのままでも十分使えるという感じです。

さて、本体は、グローブと小型バッテリーに分かれており、グローブ内部には、発熱繊維(ステンレス鋼繊維)が指の外周に沿って配置されています。手首部分にあるポケットからにょろっと出ている配線に小型バッテリーを接続し、中にしまえばセットは完了です。

▲大きくて押しやすい電源ボタン。手袋をしていても楽々操作できる

電源を入れた直後は赤(高温)が点灯。約5分ほどで手の甲と、指と指の間がポカポカしてきます。自転車やバイクでハンドルを握って走行する時には、一番効果的な場所を暖めてくれます。

▲高温

▲中温

▲低音

温度は、電源をON(赤=高温)にした状態でボタンは1度押せば緑(中温)に、もう1度押すと青(低温)に切り替わります。体感的には、高温でカイロを使用している時と同じ暖かさ。火傷をするほどでもなく、ほんのり暖かいという感じです。説明書によると、高温で60~65度、中温で50~55度、低音で40~45度。発熱継続時間は、高温で約2.5時間、中温で約4.5時間、低温は約6.5時間とのこと。朝晩だけなら高温の2時間ちょいでも十分かな〜って感じ。だた、ロングライドと考えるなら、高温でももっと時間があったものを選ぶのがいいのかな?

 

■フィット感は◎ただし時計との相性は…

グローブ自体は手にしっかりフィットし、肌触りもよく、手首まわりから風が入ってくることもなく、しっかりと防風対策になっています。ただし、バッテリー装着状態だと、どうしても手首まわりがボコっと膨れてしまうので、人によっては違和感があるかもしれません。

▲バッテリーを外した状態

▲バッテリーを接続した状態。内側にボコっと膨らんでいる

なお、小型バッテリーの重さは片方72g、グローブ接続時で126g。スマホのモバイルバッテリーと比べたらかなり小さく軽いので、慣れてしまえば、違和感もなくなると思います。

▲できないこともいが、腕時計と一緒に使うのは難しい…残念!

ただ1点残念なのが、バッテリーを装着した状態だと腕時計、もしくはウエラブルデバイスを着けるのが困難なこと。手首のいちにバッテリーがくるので、どうしても腕時計を装着したいのなら、かなり後ろに下げないと難しいです。時計ごと無理やりグローブにねじ込む、なんて考えましたが、それだと時計も傷つけてしまいそうだし、グローブにも負担がかかってしまいそうなので、やめたほうがよさそう。バッテリーを装着していない状態なら、手首周りを折るなりすれば問題なく装着できます。

 

■親指と人差し指でスマホ操作が可能

着けたままでもスマホやタッチパネルを操作できる「スマホ対応手袋」は今や当たり前になってきていますね。寒い中でも着脱する手間が省ける便利なアイテムですが、「めちゃヒート 充電式 ヒーターグローブ」も対応しています。ただし、5本指、全てが対応しているわけではなく、両手とも親指と人差し指だけに滑り止め加工が施されています。まあ、5本指全部を使ってスマホを操作することは無いので、これでも十分ですね。

▲滑り止め部分がちゃんと画面に当たっていればスマホの起動、アプリ立ち上げ、上下スクロールは余裕

私の場合、自転車に乗る時はサイコンの代わりにスマホをナビとして使っているので、地図の確認をする際に、わざわざ手袋を外さずに操作が行えるのは嬉しい限り。もちろん、日常でも十分に使えます。

*  *  *

これからの季節は何かと重宝しそうな「めちゃヒート 充電式 ヒーターグローブ」。サイクリングに限らず、必要な時以外はバッテリーを外しておけば普通の手袋として使えますね。カバンにぽんっとバッテリーを入れておいて、帰宅が深夜になった時はバッテリーと繋いで指先ポッカポカのにして帰るなんて使い方もいいかも。

っていうか、これサイクリングの時じゃなくて、キャンプの時に一番欲しかった!夜、寒い中焚き火に当たってブルブル震えながらパソコンをいじっている時に一番必要だったやつだよ、これ! 次キャンプ行く時には絶対に持っていってやる!

<文・写真/野田博記(&GP)>

 

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