App Store、手数料半額プログラムの適用を既に開始か

Apple App Store
 
海外メディアは、App Storeの開発者向け手数料を半額にするプログラムが、既に一部で適用が開始されていると報じています。

対象のデベロッパーは手数料が15%に

海外のApple関連メディア9to5Macは現地時間12月24日、一部の開発者を対象に、App Storeでの手数料が既に15%となっていると報じました。
 
App Storeでは、アプリの売上に対して通常30%がAppleの手数料として差し引かれますが、Appleは11月18日に「App Store Small Business Program」を発表し、一部の開発者に対しては、手数料を半額の15%に引き下げるとしています。
 
年間売上が100万ドル(約1億円)以下の開発者や、今後新規参入する人がプログラムの対象で、2021年1月1日から適用される予定となっていました。

プログラムの適用が一部で開始か

9to5Macによると、複数のアプリ開発者が「既に手数料が半額になっている」とSNS等で報告しています。
 
例えば、音楽関連アプリMarvis Proの開発者はTwitterにおいて「Apple手数料半額プログラムが一部で適用を開始したとみられる」とツイートしました。
 
開発者のアディティア・ライヴェール氏は、売上金の受け取りプロセスにおいて、5.99ドルの売上に対して受取可能額が5.09ドルとなっており、手数料が15%に引き下げられているとし、Appleへの感謝をツイートしています。
 
なお、ライヴェール氏は、米国においてはプログラムの適用が開始したと思われるものの、地域によってプログラムの適用開始に差があるようだとコメントしています。
 


 
 
Source:アディティア・ライヴェール氏 / Twitter via 9to5Mac
(seng)


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