プロユースの脚立が22年ぶりに進化!一体どこが変わったの?

建築現場などプロユースのほか、お家のちょっとした整備や庭木の選定、あるいは洗車など、さまざまなシーンで活躍する折りたたみ式の脚立。中でも伸ばせば「はしご」になる脚立は、仕事場で、自宅で、お世話になっている人も多いはずです。

はしご・脚立のパイオニアメーカー・長谷川工業が1月15日に発売するはしご兼用脚立「RAX」(2万3000円~5万2000円/税別)は、なんと22年ぶりにある部品が進化したそうです。それは「開き止め機構」。脚立やはしごを使用するときにカチッとロックするアレです。

この機能を搭載したはしご兼用脚立は、業界初! いったいどう変わったのでしょうか?

長谷川工業は1958年に第1号の脚立を発売して以来、ずっとはしご・脚立の開発に従事してきたメーカー。その同社が今回開発したのが、業界初の“ワンタッチバー”です。

ワンタッチバーの説明の前に、折り畳みのはしご兼用脚立の使い方を思い出してください。開いたらまず安全のため、固定用の金具でカチッとロックします。

そして使用後や運搬のために閉じる時は、右のロックを両手で外し、左のロックを両手で外し、それからようやく折り畳む、という3つの工程が必要でした。簡単に見えても、毎回だとかなり面倒な工程だということは、使ったことがある人なら分かりますよね?

その3の工程をひとつにしたのがワンタッチバーです。片手でバーを持ち上げるだけで、固定していた開き止めのロックが解除されるので、持ち上げてすぐ閉じて運べるのです。これは、ちょっとしたことに見えて、本当に欲しかった機能。とくに仕事で使う人には、かなり時間と体力の節約になるのでは?

そんな新時代のはしご兼用脚立「RAX」は、工場や建築、工事現場などでのプロユースを想定しているので、丈夫なのも安心。最大使用質量は130kg。足を乗せる「踏ざん」の部分は55mmと幅広く設計してあり、昇降しやすさも考慮しています。

5サイズでの展開で、収納寸法は88cmから211cm。いちばん大きいものだと、はしごとして使用する際には4mを超える長さになります。

たったひとつの機構を変えることで大きな進化を遂げたはしご兼用脚立「RAX」。お仕事に、自宅の作業に、大きな効率化をもたらしてくれそうです。

>> 長谷川工業

<文/&GP>

 

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