MacBookをはじめ、多くのラップトップのポートがUSB-Cに一本化される傾向にあるが、そうしたデバイスで拡張性を確保するにはUSB-Cハブが欠かせない。
さまざまなメーカーから多くのハブが展開されているなかで、このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した「Smart Dock」は一歩先をいく。小型ディスプレイを搭載し、接続した機器のステータスが一目でわかる仕様となっている。
電流や温度も表示
Smart Dockは長方形で側面にポート類が備わっているハブに一般的なデザイン。しかし実は表面に1.3インチのHDディスプレイが備わっている。開発元によると、ディスプレイ付きのUSB-Cハブは世界初とのこと。
このディスプレイに、接続した機器の情報が表示される。どの機器を接続しているかだけでなく、電流や温度などがリアルタイムに示される。
USB-Cは100W出力
Smart Dockは大きく分けて7つのポートを搭載するタイプとポートが9つ備わっているタイプの2つがある。具体的にはUSB-C PD、USB-A、HDMI、SDカードリーダーなど。これらに加えて9-in-1タイプの場合はギガビットイーサネットなども備える。いずれのタイプもUSB-C PDは100W出力に対応する。
また、7-in-1のタイプではプロ仕様とスタンダード仕様、それからケーブルが本体にくっついているものと、取り外しが可能なものが用意されている。
プロとスタンダードの大きな違いは、HDMIの対応解像度がプロの場合は4K@60Hzなのに対し、スタンダードだと4K@30Hzとなることだ。
ちなみに9-in-1タイプはプロ仕様かつケーブルが取り外し可能なもののみとなる。こちらは、7-in-1よりもひとまわり大きく、ディスプレイは1.54インチとなる。
Kickstarterでの出資額はタイプによって異なるが、7-in-1でスタンダード、ケーブルが本体につながっているタイプは記事執筆現在36ドル(約3700円)〜となっている。9-in-1タイプは79ドル(約8200円)〜だ。
出資は来年1月16日まで受け付け、締め切り後すぐに7-in-1の発送は始まる。9-in-1タイプは4月の配達が予定されている。日本への送料は4ドル(約410円)だ。
- Original:https://techable.jp/archives/145462
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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