国税庁がAppleのM1チップ搭載端末での確定申告について注意喚起

M1チップ
 
国税庁が、AppleM1チップ搭載Macから確定申告を行う際の注意事項を発表しています。

ICカードリーダライターの種類によっては正常に動作しない

確定申告においては、ICカードリーダライターを利用するマイナンバー方式がありますが、ICカードリーダライターの種類によっては、マイナンバーカード等の電子証明書による電子署名等が正常に動作しないことが確認されています。
 
このため、ICカードリーダライターがM1チップ搭載端末に対応していない場合は、「ID・パスワード方式でのe-Tax提出」または「申告書等を印刷して書面提出」をするように呼びかけています。

ID・パスワード方式は利用可能

M1チップ搭載端末においても、「ID・パスワード方式」は利用可能です。しかし、この方式の利用には事前に税務署へ「ID・パスワード方式の届出」が必要となります。こちらは、本来、ICカードリーダライターを用いることで自宅等から「ID・パスワード方式の届出」を提出できるのですが、先述の理由により、ICカードリーダライターの種類によっては、これができないため、税務署に出向く必要があります。

申告書を印刷して書面提出する場合も要注意

申告書を印刷して書面提出する場合も、プリンターの種類によって、M1チップ搭載端末に対応していない場合があるため、申告書の印刷ができない場合があります。この場合は、確定申告書等作成コーナーで作成したPDFデータをコンビニエンスストア等のマルチコピー機で印刷が必要です。

 
 
Source:国税庁
Photo:Apple
(藤田尚眞)


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