「AirTags」はフィットネス・ヘルスケアに対応?開発者が発見

iOS14.3 「探す」 AirTags
 
発売が近いのではないかと噂されるAppleの紛失防止タグ「AirTags」が、フィットネスやヘルスケア関連機能に対応する可能性が指摘されています。

AirTagsとHealthKit

これまでに流出、あるいは公開されたiOSなどを解析したデベロッパーのAppShack(あおいカニ)氏によると、内部向けアプリのAirTagsに関連する項目に、HealthKit関連とみられる記述が発見されているとのことです。
 
具体的な用途は不明ながら、Apple WatchやiPhoneとスポーツ用品を連携させることで運動量を正確に計測でき、紛失防止にもなる使い方が想定できます。
 
たとえば、スキー板やテニスラケット、ダンベルなどにAirTagsを取り付け、Apple WatchやiPhoneと連携して運動量を記録でき、いざという時は紛失から守れるようになるかもしれません。
 
超広帯域無線(UWB)に対応するiPhone11シリーズやiPhone12シリーズ、Apple Watch Series 6と連携することで、AirTagsの機能をフルに活用できると見込まれます。

サードパーティー製タグは製品により対応方法が異なる?

AppShack氏によると、サードパーティー製品は、HomeKitと同じように、そのまま対応するもの、ファームウェアのアップデートにより利用可能になるもの、アプリからの設定で利用可能になるものが存在するようだ、とのことです。
 
Appleは、2020年6月にiOS14を発表した際に、「探す」アプリがサードパーティー製品に対応すると予告しています。
 
これは、AirTagsだけではなくTileなども「探す」アプリから利用可能になることを示唆しているとみられます。
 
最近、TileがUWB対応の紛失タグ製品の発売を計画している、と報じられています。

Intel Macは非対応、発売はもう少し先か

iPhone Maniaの取材に対しAppShack氏は、AirTagsは、Intel製CPUを搭載のMacには対応しない、もしくは対応が未発表のMacに限定される可能性がある、とも述べています。
 
AirTagsの発売時期について同氏は、日本語表示への対応状況などから、発売は少し先になるのではないか、と予測しています。

有力アナリストや著名リーカーが相次いで発信

以前から噂されている「AirTags」については、Apple関連の精度の高い予測で知られるアナリスト、ミンチー・クオ氏が2021年内の発売を予測しています
 
また、著名リーカーのジョン・プロッサー氏は最近、iPhoneとのペアリング中に表示されるアニメーションを公開して話題を集めています。
 
iOS14.3正式版の「探す」アプリで特定の操作をすると、AirTagsの登録画面らしき表示に切り替わることも確認されています。
 
 
Source:AppShack(あおいカニ)
(hato)


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