株式会社Unitoと株式会社NearMeは、東京で大学入学試験を受ける受験生に向けた「受験生応援プラン」の提供を開始。これには、3泊4日間のホテル宿泊と空港⇔ホテルの送迎がセットになっている。
両社は、新型コロナウィルスが猛威を振るうなかでも学生が安心して東京へ出向き、努力の成果を発揮できるようサポートしていく構えだ。
送迎+宿泊
「受験生応援プラン」は、3泊4日の宿泊料金(1名1室)と成田・羽田とホテルを結ぶ往復ハイヤー料金を含み、49,500円(税込)で提供されている。
また、追加料金¥27,500(税込)で2名1室の利用も可能とのこと。なお、1名につき7,000円(税込)で1泊の追加が可能なようだ。宿泊場所は都内各所で、受験会場に応じて希望のエリアに合わせて提案される。
両社は2020年10月にも連携し、海外からの帰国者向けに送迎と宿泊を合わせた「unito 14泊15日間滞在プラン」を展開。厚生労働省からの14日間の宿泊施設などへの滞在要請に応じる人のサポートをしてきた。そして今回、再びタッグを組み、受験シーズンに向け急ピッチでプランニングを実行しローンチに至ったという。
UnitoとNearMe
Unitoは過去にTechable(テッカブル)でも取り上げたが、家に帰らない日にゲストに部屋を貸すことで家賃を下げる「リレント」という仕組みを採用したサービス「unito」を展開中。「日本サブスクリプションビジネス大賞2020」を受賞するなど、注目のサービスだ。
一方、NearMeについてもTechableではたびたび取り上げており、同社代表の髙原幸一郎氏にインタビューも行っている。同社は現在、タクシー相乗りアプリ「nearMe.」や独自のAIを活用したシャトルサービス「スマートシャトル」などを提供中。
なかでも、「スマートシャトル」のひとつ「エアポートシャトル」は、対象エリアを急速に拡大している。2019年8月のサービス開始当初は「成田空港⇔都内9区」だったが、約2ヶ月後に都内15区に拡大、2020年7月には「東京羽田空港⇔都内15区」と「沖縄那覇空港⇔那覇市内の対象エリア」を追加し、10月には東京23区を対象エリアとした。
また、11月には南紀白浜エリアでも「エアポートシャトル」を展開するなど順調にサービスを拡大中だ。
勢いのある両社の今回の取り組みと、今後の動きに注目したい。
- Original:https://techable.jp/archives/145970
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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