中国TCLは現地時間1月11日、同日よりオンラインで開催中のCES 2021において、フルカラーながら、電子書籍リーダーのようにバックライトを用いない新タブレット「Nxtpaper」を披露しました。同時に、4月に欧州などで発売する計画も明らかにしました。
電子書籍リーダーのようなタブレット
TCLは昨年9月にNxtpaperを発表、電子ペーパーとEインクによく似た技術を採用していると説明していました。
今回初めて大々的に披露されたNxtpaperは、一般的なタブレットが搭載するものよりもはるかに薄い8.88インチ液晶ディスプレイを採用、一見電子書籍リーダーのようですがフルカラーで、動画再生も可能です。
バックライトを搭載しないため消費電力が低く、電子書籍リーダーのように画面の明るさを落としても、文字が読みやすいのが特徴です。
ディスプレイ以外は普通のAndroidタブレット
ディスプレイ以外の仕様は一般的なAndroidタブレットと変わりません。Mediatek MT8768Eプロセッサ、4GB RAM、64GBのストレージ、Android 10を搭載、microSDカードで最大256GBまで拡張可能です。
背面カメラは8メガピクセル、フロントカメラは5メガピクセル、バッテリー容量は5,500mAhとなっています。サイズは203.76ミリ×150.77ミリ×7.45ミリ、重量は316グラムです。
Nxtpaperは4月に、欧州、中東、アフリカ、ラテンアメリカ、アジア太平洋地域において、349ユーロ(約4万4,000円)で発売予定です。
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-339921/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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