Samsungが新SoC「Exynos 2100」を発表 Galaxy S21に搭載

Samsung Exynos 2100の画像
 
1月14日に発表見込みであるGalaxy S21の、心臓部である新システム・オン・チップ(SoC)が発表されました。「Exynos 2100」と名付けられたこのSoCには8個のCPUが内蔵され、5G通信をサポートします。

3種類のCPUを内蔵

Exynos 2100には3種類のCPUが内蔵されています。
 

  • Cortex-X1 x 1
  • Cortex-A78 x 3
  • Cortex-A55 x 4

 
1コアの高速CPU(Cortex-X1)と3コアの中速CPU(Cortex-A78)、さらに高電力効率CPU(Cortex-A55)を4コアを搭載する構成はQulacommのSnapdragon 888と同じであり、トレンドに沿った構成です。
 
また、Exynos 2100にはAI処理のための、3コアのニューラルネットワーク処理ユニットを搭載し、GPUとしてARMのMali-G78を搭載しています。
 
Exynos 2100は5ナノメートル(nm) EUVプロセスで製造され、全世代の7nmのものに比べ、10%の性能向上と20%の低い消費電力を提供可能です。

Sub6とミリ波通信両対応

Exynos 2100は5G通信にも対応し、Sub6とミリ波の両方に対応しています。
 
カメラセンサーの点では、最大200メガピクセルの解像度をサポートし、最大6つのセンサーにつなぐことができます。また、4つのカメラからの情報を同時に処理することができ、ズームや超広角写真撮影に利用できるとされます。
 
Exynos 2100は1月14日に発表が見込まれているGalaxy S21に搭載される見通しです。
 
 
Source:THE VERGE
(ハウザー)


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