バーチャルワールド広島コンソーシアムは、VR空間を活用し、広島のプロスポーツ団体を応援・支援する実証プロジェクトを始動。2021年2月に「バーチャルワールド広島」をオープンし、広島を中心に日本のスポーツ界を盛り上げていく。
なお同コンソーシアムメンバーは、広島テレビ放送株式会社を代表企業として、株式会社EAD、株式会社エネルギア・コミュニケーションズ、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社ビーライズの5社。
専用ルームとイベントルーム
「バーチャルワールド広島」には、広島東洋カープ(野球)・サンフレッチェ広島(サッカー)・広島ドラゴンフライズ(バスケットボール)の3チームの専用ルームが構築される。
専用ルームは、各チームの特色を活かしたデザインで設計され、「選手紹介」「練習映像」「試合告知」「デジタルグッズ」などを展開していく。
ファンはアバターとしてルームを訪れコンテンツを楽しんだり、デジタルアイテムを購入し身に着けたりと、ニューノーマルなファンミーティングやスポーツの楽しみ方を体験できるようだ。
また、3チームの専用ルーム以外にイベントルームも設けられるという。ここでは「eスポーツ大会」や「STU48ライブパフォーマンス」など体験型のコンテンツを展開し、「バーチャルワールド広島」の活性化とファン拡大の相乗効果を狙っていく。
ビーライズのVR技術
同コンソーシアムのメンバーである株式会社ビーライズは、以前Techable(テッカブル)でも取り上げた企業だ。
バーチャルワールド活用サービスを提供する同社は、アバターで参加できるバーチャル展示会・ショールームを手がけている。来場者がアバターとして移動できる空間に、製品・サービスの資料や動画のほか、3DCGで制作するブースや展示物を設置し、来場者が製品・サービスを体験できるような設計が特徴だ。
そのほか、就労トレーニング用VRソフト「JobStudio」やフォークリフトのリアルな操作体験などができる「VR安全シミュレータ」を開発している。
- Original:https://techable.jp/archives/146235
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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