DODの超可変キャンプチェア「スゴイッス」は一体何がスゴイのか?

キャンプチェアを選ぶ際、何を基準に選びますか? 多くの人は“座り心地”かもしれません。

ただこの“座り心地”ですが、環境によって大きく左右されます。テーブルの高さやロースタイルといったキャンプスタイルだけでなく、料理や作業をする時、焚き火にあたる時、自然を感じながらリラックスしたい時など、シーンによっても理想とする座り心地が違ってくるから。

そんな中、ひとつであらゆるスタイルに対応してくれるキャンプチェア、DOD「スゴイッス」(オープン価格)が発売されました。

なんと、高さや角度が調整できる可変スタイル。さらには焚き火のそばで使っても安心な素材など、さまざまなシーンを快適に過ごせる“スゴイ”椅子でした。

 

■全部で10通り!

発売前から予約完売という期待値大の「スゴイッス」。その一番の魅力は高さ調整だけでも珍しいのに角度まで調整可能なことです。

その仕組みは至ってシンプル。脚に銀色のポッチが付いていて、これを押して伸縮します。前後それぞれハイ、ミドル、ローと3段階の高さ調整が可能。全部で10通りの高さや角度に変えられます。

中でもオススメの5スタイルを紹介します。

 

1. ハイスタイル(前:ハイ/後:ハイ)

立ち上がったり座ったりがラクチンな高さ。設営や立ったり座ったりの作業が多い場合にオススメ。座面高42cmとハイテーブルにもピッタリで、自宅のテーブルにも合わせやすい。

2. ロースタイル(前:ロー/後:ロー)

ローテーブルや焚き火台の前でのんびりする時に最適な高さ。

 

3. 地べたスタイル(前:畳む/後:畳む)

最近注目の地べたスタイルですが、やっぱり背もたれは欲しい、という時にオススメ。足を放り出せるスタイルは自然をより感じやすい。家では座椅子代わりに使えます。

 

4. リラックススタイル(前:ハイ/後:ロー)

ちょっと仮眠したい時や星空を眺める時などリラックスタイムにオススメ。大きな座面が包み込んでくれるので、想像以上にリラックスできます。

 

5. 作業スタイル(前:ロー/後:ハイ)

料理の際に低めのテーブルでまな板を使ったり、焚き火台で火起こししたりといった作業時に便利。背中を丸めなくても自然と重心が前に行きます。

 

■焚き火を楽しめる素材と快適なつくり

ナイロンに比べて穴が開きにくいコットン素材を使用。せっかく高価な椅子を買ったのに火の粉で穴が開いて台無し、なんてトラブルを回避できます。また座面幅も60cmと幅広に設計。包み込まれるような快適な座り心地は病みつきになります。

右側にはビールやスマホを入れられるサイドポケットを2つ装備。荷物の紛失を避けられるだけでなく、自分の飲んでいるビールが他の人のビールとごっちゃになる心配もありません。

背もたれ上部にもバックポケットが付いています。脱いだ帽子や「スゴイッス」の収納袋を入れておくのに便利。椅子に収納スペースが多く、小物を分けて収納できるのは、乱雑になりやすいキャンプシーンではとてもありがたい仕様です。

そして組み立てや片付けが簡単な上に、携帯性に優れているのも「スゴイッス」のポイント。

四角いフレームにポールを接続し生地を取り付けるだけ。可変するキャンプチェアという特殊な椅子ながら、シンプルで簡単というキャンプ初心者でも使いやすいつくりになっています。

付属の収納袋にしまえば持ち運びもラクチン。収納サイズはW39×H46×D11cm、重さ2.3kgです。

*  *  *

ひとくちにキャンプといっても、さまざまなシーンがあります。でも自分が使うチェアは基本的にひとつだけですよね。たくさん持っていくのは大変だし。とはいえ、焚き火からハイテーブルでの食事まであらゆるシーンを快適に過ごしたい。そんな希望を1脚でかなえてくるれるキャンプチェアです。

>> DOD「スゴイッス」

 

<取材・文/宇田川雄一 写真/田口陽介>

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

 

 

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