Web開発・Webデザインを手がけるコーレ合同会社は、組織のメンバー同士が「ありがとう」を伝え合い、あたたかい組織をつくるサンクスコミュニケーションツール「アリレター」α版を2021年1月13日にリリースした。
「世界一やさしいWeb開発会社へ」を掲げ、UXを追求したプロダクトを開発している同社らしいシンプルな操作性とデザインで、誰でも簡単に使えるツールとなっている。
日頃の感謝を設定日に自動送信
「アリレター」は、日頃から書き留めた感謝の気持ちを毎月1回の設定した日に自動で送信するというサービス。同じチームのメンバーはもちろん違う部署の人に対しても送信できる。
例えば、日頃からさまざまなサポートをしてくれるチームメンバーや、ランチなどに誘ってくれた他部署の社員などに対し、改めて感謝を伝えたいと思うとき、その人宛のメッセージを書き留めておくと、月末など任意で設定した日に書き留めた「ありがとう」をそれぞれの相手に自動で送信してくれるというものだ。
送信されたメッセージは可視化することができ、誰が誰に「ありがとう」を送ったのか、組織内の「ありがとう」の数はどのくらいなのかを把握することもできる。
「ありがとう」に期待できる効果
「ありがとう」を言語化することで、自分自身もポジティブになったり、人とのつながりを実感し幸福度が増したりという効果が期待できるようだ。また、感謝を伝えたり伝えられたりすることで、自分自身の価値を感じて心理的安全性が高まるという。心理的安全性が高まれば、仕事の生産性向上につながるとも言われているようだ。
実際に同サービスを導入している企業のコールセンターでオペレーターを務めるスタッフは、同サービスを利用して同僚に「ありがとう」を伝えたところ、同僚からの連絡で感謝をしたことに感謝され「この感謝の連鎖を通じてすごくあたたかい職場だなと感じて、もっと職場が好きになりました」とコメントしている。
同サービスは「ありがとう」のやり取りを通じ、個人のモチベーションを維持・向上させるとともに、あたたかい組織づくりに貢献してくれるかもしれない。
- Original:https://techable.jp/archives/146525
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
Amazonベストセラー
Now loading...