ベトナム政府は現地時間の1月18日、AppleサプライヤーとしてiPhoneの組み立てを行うことで知られる台湾Foxconnにノートパソコンやタブレット生産のための2億7,000万ドル(約280億円)規模の生産施設の建設許可を与えた、とReutersが報じています。
年間800万台を生産見込み
Foxconnの新ベトナム工場は、Fukang Technologyによって建設が行われ、ベトナム北部のバクザン省に位置する見通しです。政府発表によれば、年間800万台のデバイスが生産されるとのことです。
Foxconnはこれまでにすでにベトナムに15億ドル(約1,556億円)の投資を行ってきていますが、追加で7億ドル(約726億円)投資し、1万人の従業員を現地で確保する予定です。
Foxconnは別の省にも投資を計画
Foxconnは、ハノイから南に160キロ離れたところにあるタインホア省にも13億ドル(約1,349億円)の投資を行うことを模索している、と別メディアが伝えています。
Foxconnは、Appleの要望に応え、iPadとMacBookの組み立てを中国からベトナムへと移動させている、と内部情報に詳しい人物が昨年11月に述べています。この動きは、米中間の貿易戦争による影響を最小化させるためのサプライヤー多様化政策の一環とみられています。
Source:Reuters
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-341807/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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