株式会社サンシャインシティは、さまざまなXRコンテンツを複合的に動作可能にしたイベント特化型アプリケーション「MiloQ+(ミロックプラス)」を2021年1月28日15時に配信開始する。
「360度視点で多様な場所を見渡すことのできる、XRの魅力を追及したアプリ」というコンセプトのもと、サンシャインシティでのイベントにとどまらず、リアルとバーチャルをかけ合わせたコンテンツ企画・制作までをワンストップで実現していく。
ちなみに、あらかじめ課金システムを搭載しているため、制作したコンテンツを実装するのみでイベント主催者の収益化を図ることができるのもポイント。
多様なXRコンテンツに対応
「MiloQ+」は、バーチャルイベント・VR・AR・ライブ配信に係るコンテンツすべてをこのアプリの中で楽しむことができるというものだ。これによりユーザーは、VR用のアプリやAR用のアプリなど複数のアプリをダウンロードすることなく、幅広いXRコンテンツを楽しむことができるようになる。
VR・AR体験や映像配信などに対応した機能を組み合わせることで、1つのイベントのなかでさまざまな体験を提供可能となるようだ。
また、地方で開催されるリアルイベントをバーチャル化することもできるため、同アプリを通して物理的距離を超えたイベントへの参加も可能となるだろう。
まずは、2つの無料コンテンツから
1月28日から配信予定の無料コンテンツが2つある。
1つ目は「いきもの×光×色=イキモノアート展」。これは、2020年2月7日からサンシャイン水族館特別展として実際に開催していた「イキモノアート展」をバーチャル空間に再現したものだ。実際のイベントでは、アートのような体色・模様をもつ生きものと空間デザインを融合させたフォトジェニックな世界が広がったという。
例えば「いきもの×光」というテーマでは、ネオンテトラやマメスナギンチャクなどを展示する「ネオン・蛍光エリア」や、ニシキテグリやモルフォチョウの仲間を展示する「和の光エリア」が展開され、生きものと光のコラボレーションが楽しめたようだ。なお、「いきもの×色」というテーマでも2つのエリアを展開していた。この「イキモノアート展」がバーチャル空間で楽しめるということだ。
2つ目は「『美形画廊-BoysGallery-』&『Art collection』展」。こちらはリアルイベントはないバーチャルイベントとなる。CHARA-ARTオリジナルコンテンツ「美形画廊-BoysGallery-」と「Art collection」のオンライン展示会として、日本のPOPカルチャーで活躍中のイラストレーターたちの作品を一同に集めた。
なお、現在開発中のコンテンツも複数あり、随時更新されるとのことだ。
- Original:https://techable.jp/archives/146688
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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