家や店舗、オフィスのセキュリティを強化したいけれど、民間のホームセキュリティサービスや本格的な防犯カメラはなかなか手が出ない…。そんな人でも導入しやすいのが、高精度なホームセキュリティ「Hex Home(ヘックスホーム)」(デバイス基本セット1万8000円/税別)です。
家庭のWi-Fiさえあれば、特別な配線や工事も必要なく、コンパクトな親機と子機のみをコンセントにセットしてアプリをダウンロードするだけ。Wi-Fi電波の反射を利用することで、人の侵入などの異常を高精度で検出し、通知してくれます。
メーカーである米オリジンワイヤレス社は、これまで独自のAIテクノロジーを用いた「WirelessAI」を開発してきました。これは、多くの家庭に導入されているWi-Fiを利用し、その電波の反射を解析して室内の人や物の動き、ベッドの中の人の呼吸、室内の位置までをも正確に検出するというもの。このテクノロジーを応用して、シンプルで手軽なホームセキュリティとして誕生したのが「Hex Home」です。
必要なのは、Hex Command(据え置き型の親機)、Hex Sense(コンセントに直接さす子機)という2種類のコンパクトなデバイスのみ。
(1)アプリをダウンロード(2)電源につなぐ(3)Wi-Fiに接続する、というたったの3ステップで簡単に使い始められます。
人が動いたときに変化するWi-Fi電波の反射をキャッチしてユーザーに通知するという仕組みで、室内での動きをリアルタイムで通知してくれ、過去の履歴を確認も可能です。
感度レベルを10段階で設定でき、ペットの動きや機械的な動きをフィルタリングしてイレギュラーな動きのみを非常に高い精度で検出できるので、誤報もほぼなし。カメラを使わないセキュリティなのでプライバシーに関する心配もありません。
親機と子機の基本セットで監視できる広さは60平方メートル程度。子機を増やすことでさらに広い範囲に対応できます。
デバイス基本セットは1万8000円、24時間365日の監視サービスは月額980円で、2021年春に一般向けに販売開始予定とのこと。
さらなる詳細は、間もなく開設されるオンラインショップにて公開されるそうなので、興味のある方は続報に注目です。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/349344/
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