ゼブラが2018年12月に発売したボールペン「ブレン」は、シリーズ累計で1000万本以上を販売するヒット商品となっています。その秘密は“ブレンシステム”という独自開発の機構にあります。これまでのノック式ボールペンや多機能ペンは、構造上、紙とペン先が接触する筆記時に振動(ブレ)が発生していました。このブレを起こさない仕組みにすることで、長時間筆記しても疲れにくいストレスフリーな書き心地を実現しています。
そんなゼブラの「ブレン」に待望のシャープペン付きモデル「ブレン2+S」(550円)が登場。2月26日から発売予定です。
最大の特徴は、筆記時の振動を防ぐブレンシステムを多機能ペンに応用したところです。ブレンシステムは主に以下の3つで構成されています。ひとつ目が、ペン内部の各パーツ間の隙間をなくしてブレを防ぐ “ノイズフリー設計”。ふたつ目が、ペン先端に金属パーツを取り付けることで重心を下げ、筆記のブレを防ぎやすくした“低重心設計”。3つ目が、ペン先のブレを確実に防ぐため、中芯をボディの先端でホールドするという“ダイレクトタッチ”構造です。
これを多機能ペンで実現するため、「ブレン2+S」はシャープメカを細くし、ボールペンとペン先のサイズを同じにしています。これまでの多機能ペンは、ボールペンとシャープペンのペン先の太さが異なるため、ペン先と先端孔の間に隙間が生じ、ブレの原因となっていたのです。先端孔とペン先の隙間を小さくし、また先端に振動の制御に効果がある材質を採用することで、シャープペンとボールペンどちらの中芯もホールドし、ペン先のブレを防いでいます。
また、1本で黒・赤2色のボールペンとシャープペンが使える多機能ペンでありながら、スリムなボディサイズに仕上げているのもポイント。従来の単色ボールペンのブレンと同サイズで持ち運びやすくなっています。ボールペンは、滑らかで書きやすいエマルジョンインクを使用(0.5mmと0.7mmに対応)。シャープペンの芯径は0.5mmです。
▲左から「ブレン」「ブレン3C」「ブレン2+S」
ノック部分にもこだわりが込められています。シャープペンのノックは、クリップ反対側の押しやすい位置にある「背面ノック」となっており、他のボールペンのノックよりもやや大きく設計しています。また、やわらかいラバー製のため、ノック解除時の衝撃音を軽減でき、触り心地も良いものとなっています。
デザインもこれまでの「ブレン」シリーズと同じく佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendoが担当。しっかりと握りやすく、長時間使用しても疲れにくい本体形状で、繋ぎ目がないシームレスなデザインとなっています。本体のカラーバリエーションは黒、グレー、白、ブルーグリーン、ピンクの5色です。
シャープペンもブレない多機能ペン「ブレン2+S」でストレスフリーな筆記体験をしてみませんか?
>> ゼブラ
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/349833/
- Source:&GP
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