株式会社Lauraは、車などの窓をスクリーンとして動画を配信する国内初の車窓型動画メディアサービス「CarWindow」のβ版をリリース。同時にトライアル企業の募集を開始した。
複数車両に一斉配信!
「CarWindow」は、最新のディスプレイ技術を活用した車などの窓面に動画広告を映し出せるサービスだ。
車が停車すると左後部車窓に動画が配信されるという仕組みで、駅前や信号待ちで並ぶ複数車両に動画を一斉配信すれば、これまでにない斬新なプロモーションが可能となるだろう。
位置情報や時間帯にあわせた動画コンテンツを配信できるという点もポイント。動画を目にする通行人にあわせたコンテンツは効果的なマーケティングにつなげていけそうだ。現在、都内を中心にタクシー車両への実装を進めているとのこと。
「CarWindow」のPVはこちら。
インプレッションも算出
これまでの屋外広告の効果測定は、駅改札の利用人数や店舗来客数、人力での交通量調査をもとにした想定視聴人数を計測する手法がベースであり、Web広告でいうインプレッションのような定量的な統一手法がない状態だった。
しかし同サービスでは、想定視聴者人数だけでなく、独自技術によりリーチ数(接触人数)、フリークエンシー(視認回数・視認率)など実際の視聴者数を計測し、インプレッションを算出することが可能となる。これにより、デジタル広告との効果的な連携が期待できるとのことだ。
同サービスリリースに伴い、先行1社限定のトライアル企業の募集を開始した。トライアルプランでは無償枠を用意し、街に元気を与えるような動画コンテンツやサービス事業者とのタイアップを予定。なお、配信時期は2021年3月からを予定しているとのこと。
- Original:https://techable.jp/archives/147088
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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