スマートフォンのカメラ機能は差別化がしやすい機能で、各社が独自の工夫をして消費者を引き付けようとしています。ZTEが発売するAXON 30 Proには2億画素ものカメラが搭載され、かつ夜間の撮影にも強いものとなるそうです。
複数画素をまとめる機能付き2億画素カメラ
AXON 30 Proに搭載されるカメラは、Samsung製の2億画素センサーを採用するといわれています。
このセンサーはSamsungのGalaxy S21 Ultraに搭載されている1.08億画素センサーよりも面積が小さいそうです。
センサーの面積が小さいと、光を十分取り込めなくなり、一般的には夜間などの低光量時の撮影に弱くなります。
これに対して、AXON 30 Proでは複数の画素をまとめて1つの画素とすることで光量不足を補うモード(pixel-binning mode)を搭載するそうです。
4つの周辺画素から1つの画素を作り出すモードでは5,000万画素カメラ、16の周辺画素から1つの画素を作り出すモードでは1,250万画素カメラとして動作し、低光量でも明るい写真を作り出せる可能性があります。
一方、複数の画素をまとめるモードでは解像度の低下が懸念されます。しかしながら、iPhone12シリーズのカメラは1,200万画素であり、16の周辺画素から1つの画素を作り出すモードでもこれを超える1,250万画素であることから、複数画素をまとめるモードでも十分な解像度が得られることでしょう。
SoCにはQualcommのSnapdragon 888を採用
スマートフォンの基本性能を決めるシステム・オン・チップ(SoC)としては、Qualcommの最新ハイエンドSoCであるSnapdragon 888を搭載するとのことです。
また、フロントカメラとして、第2世代となるディスプレイ下埋込型カメラを搭載するといううわさもあります。
発売時期は今年の第1四半期(1月~3月)あるいは前半(1月~6月)とみられています。
Source:XDA-Developers via Android Central
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-344340/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...