できるだけ画面への没入感を高めるため、スマートフォンメーカー各社はフロントカメラの構造を工夫し、画面占有率を向上しようとしています。Samsungが新たに取得した回転式ポップアップカメラの特許もそのためのものです。
メインカメラにもフロントカメラにもなるポップアップカメラ
世界知的所有権機関（WIPO）で公開されたSamsungの特許は、回転可能なポップアップカメラモジュールに関するものです。
このモジュールには少なくとも3つのカメラが搭載され、通常状態ではスマートフォン本体内に収納されています。
カメラを使用するときは本体からポップアップすることでメインカメラとして使用することができます。さらに、回転させることで、フロントカメラとしても利用可能です。
これにより、画面占有率を下げることなく、高画質なフロントカメラを実装可能です。
2段階引き出しで第2のセンサーが出現
さらにこの特許では、カメラモジュールをさらに引き出すことで、第2のセンサーが出現するという点にも言及しています。
Samsungは、この特許の方式とは異なりますが、回転式ポップアップカメラを搭載したGalaxy A80を発売済みです。
また、Xiaomiは回転式鏡付きポップアップカメラを持つスマートフォンの特許を取得しています。
Source:WIPO via LetsGoDigital, Gizmochina
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-344816/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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