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米国時間の1月26日、Twitterはオランダ発のニュースレター配信サービスRevueの買収を発表した。その2日後には米国版TwitterからRevueが利用できるようになり、本日より日本からもアクセスできるようになっている。今回、TechCrunch JapanでもRevueを試してみたのでどんなサービスかお伝えしたい。
Revueは簡単に説明すると、個人や小規模な事業主でも購読者となったフォロワーや顧客、ファン向けにニュースレターを配信するサービスだ。月額の購読料を設定することもできる。
Twitterからアクセスするには、タイムラインの左側にある「もっと見る」のボタンをクリックする。ここに「ニュースレター」が追加されているはずだ。そこからRevueのページへと進めるようになっている。
Revueでニュースレターを配信するにはまず購読者を募る必要がある。Revueでのプロフィールページが自分のニュースレターへの購読ページになっているので、このページをシェアすることで購読者が募る仕組みだ。すでに別サービスで購読者がいる場合は、購読者のメールアドレスを「Subscribers」のタブから追加することができる。
実際のニュースレターは「Create」タブから見出し、本文、リンク、メディア(画像、動画、ツイート)を追加して作成する。完成したらすぐに配信するか、配信時間を設定することが可能だ。配信後、「Insight」タブからニュースレターの開封率やクリック率を確認できる。
![Revue newsletter](https://jp.techcrunch.com/wp-content/uploads/2021/02/Revue-building-newsletter.png?w=1024)
Revueでニュースレターを作成するページ
メールの配信サービスと言えば、MailChimpやSendgridなどのサービスが有名だろう。それらのサービスほどデザインやマーケティングの機能面で充実していないが、Revueは初心者でもブログを書くような感覚で、簡単にニュースレターを配信できる親しみやすいインターフェイスになっている。
![](https://jp.techcrunch.com/wp-content/uploads/2021/02/Revue%E9%80%A3%E6%90%BA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%92%E3%82%99%E3%82%B9-e1612240890660.png?w=224)
連携サービス一覧
また、Twitter、Facebook、Instagram、Mediumなどのアカウントと連携することで、過去の自分のツイートや記事などをニュースレターに簡単に追加できる点は便利に感じた。自分の書いた記事、作成したイラストや動画が各種SNS、ブログに散らばっているという人は多いと思う。Revueはそうした作品を集約して配信し、購読者とのつながりを強化するのに便利なツールとなりそうだ。
ただし、今回日本でも利用できるようになったと言っても、Revueのインターフェイスは日本語未対応であるし、月額課金の通貨の選択肢に日本円はない。使えないことはないだろうが、日本で使うにはまだ少し不便かもしれない。
Revueの基本機能は無料で使える。有料ニュースレターの場合は手数料5%だ。
- Original:https://jp.techcrunch.com/2021/02/02/twitter-revue-japan-launch/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Nozomi Okuma
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