Appleは株主還元の拡大のため低い借り入れコストを生かし、総額140億ドル(約1兆4,700億円)相当の起債を実施しました。
Apple、総額140億ドル相当の社債を発行
事情に詳しい関係者によると、今回のAppleの起債は6本立てで、最長年限である40年債は米国債に対する利回りが95ベーシスポイントとのことです。当初は115〜120ベーシスポイントの間で議論されていたようです。
同社は2017年以降、米投資適格級市場で暦年の1年間に2回以上起債したことはありませんでしたが、自社株買いや配当といった株主還元を積極化している同社にとって、極めて低い金利は好都合だったようです。調達資金は、運転資金、設備投資、買収、借金返済などにも使用される可能性があります。
Appleは手元現金が1,960億ドル(約20兆5,700億円)あるとされていますが、主に株主還元を通してネットキャッシュニュートラルポジションへの到達を目指しています。
なお同社は先日、2021年度第1四半期(2020年10月〜12月)の売上高が1,114億ドル(約11兆5,975億円)であることを発表し、四半期売上高として過去最高を記録しています。
Source:Bloomberg via MacRumors
(m7000)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-345122/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...