1月にリリースされたiOS14.4とwatchOS7.3により、日本でもApple Watchの心電図アプリが利用可能になりました。しかし筆者を含めた複数のユーザーにおいて、「この国/地域では使用できない」というメッセージが表示され、心電図アプリのアップデートが行えない状況となっています。
この件についてAppleサポートに問い合わせたところ、サーバー側の問題だとし、対応はユーザーアカウントごとに順次行われるとのことです。
心房細動の対応心拍数範囲が拡大した新バージョン
iOS14.4とwatchOS7.3のリリースにより、日本でもApple Watch Series 4、Apple Watch Series 5、Apple Watch Series 6で、「心電図アプリケーション」と「不規則な心拍の通知機能」が利用可能になりました。
有効化すると、「ヘルスケア」アプリの、「心電図(ECG)」に、「アップデート」が表示されます。
しかし、「アップデート」しようとしても、「”心電図”Appのアップデートはこの国/地域では使用できません」と表示されました。
本体を再起動する、iCloudのログアウトとログインを試す、同じiPhoneにペアリングしたApple Watch Series 5とApple Watch Series 6を切り替えてみるなど色々試してみましたが、アップデート出来ません。
心電図アプリの新しいバージョンは、watchOS7.2で導入され、iPhone Maniaの米国在住ライターはすぐにアップデート出来ていました。
アップデートされた心電図アプリでは、心拍数が50拍/分より下(低心拍)または100拍/分を超える(高心拍)状態でも、心房細動(AFib)が通知されるようになります。
デバイスの不具合ではなく、アップデートに対応するサーバー側の問題
日を変えて何度も試してもアップデート出来ないので、どうすればアップデートできるのか、筆者はAppleサポートに問い合わせてみました。結果、以下の返答を頂きました。
- アップデート出来ないのは、ユーザー側のデバイスの問題ではない
- 強制的にアップデートする方法はない
- アップデートに対応するサーバー側の問題と認識している
- ユーザー毎に順次、アップデートに対応し始めている
- 待っていれば、アップデート出来るようになる
Appleサポートによれば、今後いずれかのタイミングでアップデート出来るようになるようです。2021年2月9日現在、iPhone Maniaの編集部では、筆者だけではなく、他に4名のライターがアップデート出来ておらず、アップデートに成功した国内在住のライターはいません。
Source:Apple
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-346326/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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