Flinkitは、ゲームを通してチームメンバーの交流を図るチームビルディング活動を、オンラインで提供するサービスを開発した。コロナ禍の影響を受け、テレワークを導入し、チーム作りに課題を抱えているチームに最適なサービスと言えるだろう。
テレワーク時代のチームビルディング
コロナ禍によってテレワークを導入する企業が増えているが、組織内でのコミュニケーションが円滑に進まないという課題が叫ばれている。その解決策のひとつとして、チームビルディングがあり、これは多様なメンバーが主体的に関わる体験を通して組織を築く取り組みである。
従来、チームビルディングは企業の研修などで採用されていたが、テレワークの環境では集合研修を実施するのも難しい。そこで、Flinkitはオンラインでチームビルディングを行えるWebサービスを開発した。
Flinkitは音声・動画を組み入れたゲーム形式のコンテンツを提供し、ゲーム形式でチームの結束や信頼を高めるのに役立てられる。4人ごとのチームに分かれ、2時間ほどのゲームを行う。開催する日時に合わせてブラウザからログインするだけで利用できるので、特別な準備は必要ない。
企業買収に関するゲームで結束を高める
2020年11月に新しく公開されたゲームでは、企業買収・横領といったテーマに基づき、チームで推理をしながら目標を達成する内容になっている。ZoomやマイクロソフトTeamsといったオンライン通話でチームと会話しながらゲームを進めていく。
2016年にハンガリーで創業されたFlinkitは、コカ・コーラ社やテスコ社を顧客として抱えるようになった。米国のプロダクト投稿サイトProduct Huntでも第5位に選ばれ、優れたサービスとして期待されている。
- Original:https://techable.jp/archives/148322
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:佐藤隆之
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