スマホ連携できてAndroid内蔵の車載ディスプレイって理にかなってる!

カーナビ代わりにスマホアプリ使っている人、増えてますよね。特にカーナビに特化したアプリは、地図情報も随時更新されるし、道路の混雑状況や駐車場など各種交通情報の精度も高く、ドライバーにとってはかなり頼もしい存在です。

ただ惜しむらくは、当然のことながら表示する画面が小さいこと。「もっと広い画面で、できれば手元近くで視線を動かすことなく地図を利用できたらいいのに…」そんな願いを叶えてくれるのが、青木製作所の「スマホランチャー「AMEX-SL01」(実勢価格:3万9800円前後)です。

「スマホランチャー AMEX-SL01」を手掛けるのは群馬県高崎市にて各種自動車用部品の開発・製造やOEM生産を手がけている青木製作所。この製品、ものすごく端的に言えば、7型液晶ディスプレイを搭載した車載用ディスプレイオーディオなんですが、最大のポイントは、スマホと連動して画面のミラーリングができること。そして「スマホランチャー」本体にもAndroid 10を搭載していることです。

手持ちのスマホをケーブルもしくはワイヤレスで接続し、スマホに表示されている画面をそのまま「スマホランチャー」に映し出せます。大きな画面で地図情報を確認できるのはそれだけでかなり重宝だし、カーナビ専用機と違って目的やシーンに応じて好みのアプリを使い分けられるのも便利です。もちろん、表示できるのはカーナビアプリや地図アプリに限らないから、例えばスマホ経由でYouTubeなどのネット動画を楽しめます。

また、本体にAndroid 10を内蔵しているので、Wi-Fiが利用できる環境であれば、Google Play ストアから「スマホランチャー」に好みのアプリをダウンロードできます。本体側にマップやカーナビアプリを入れれば、スマホなしで動作させることも可能です(ただし道路検索などにはネット接続が必要)。

基本的には画面を大きく表示するものですが、使用しているスマホがAndroid端末で、かつケーブル接続の場合は、「スマホランチャー」とスマホの双方向操作にも対応。つまり、「スマホランチャー」の画面をタッチすることでスマホを操作することも可能になります。これは日頃から仕事などで通話やメッセージ着信の機会が多い人にとってはかなり便利そう! また、Wi-Fiが利用できる環境であれば、Googleアシスタントを用いた音声操作にも対応します。

▲16GBのメモリー領域(システム領域含む)に、USB経由で音楽・動画・画像データなどを保存できる

カーナビそのものを乗せ換えることなく、ユーザーの好みに応じた機能拡張やカスタマイズができるってかなり画期的。もちろん、一般的なカーオーディオ同様、AM/FMラジオやオーディオイコライザ機能、バックカメラとの連動や、4.1chのオーディオプリアウトやビデオ入出力にも対応。USB経由で本体内蔵のメモリー領域に音楽や映像データを格納できるし、Bluetooth経由での音楽再生や、ハンズフリー通話にも対応しています。

>> 青木製作所「AMEX-SL01」

<文/&GP>

 

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