スマホ事業不振のLG、事業売却先を見つけられず

LG smartphone
 
スマートフォン事業の業績が低迷するLG Electronics(以下LG)と、ベトナムVingroupとの間で行われていたスマホ事業売却交渉が決裂したと、韓国メディアThe Korea Timesが伝えています。

LG、スマホ事業から撤退か

LGはここ数年、スマホ事業での赤字が続いており、同事業からの撤退が噂されています。
 
今年1月半ばにはLGの広報担当者がスマホ事業売却の噂を否定したものの、その後ReutersがLGはスマホを含むモバイル事業からの撤退を含め「すべての選択肢を検討中」と表明した、と報じました。
 
さらにThe Korea Heraldは、LGがベトナムのVingroupと、スマホ事業売却について話し合いを進めていると伝えています。

Vingroupと交渉決裂か

しかしThe Korea Timesが入手した最新情報によると、LGとVingroupとの間のスマホ事業売却交渉は、両社が提示する金額の差が埋まらず、決裂したとのことです。
 
関係者は、2社が再び交渉を行うことはないと述べています。
 
とはいえ、LGはモバイル事業売却を諦めたわけではなく、別の買い手を探していると、関係者はThe Korea Timesに語っています。
 
LGは最近、1月にオンライン開催されたCESで披露した、巻き取り式スマホの開発を中止したとも伝えられています。

 
 
Source:The Korea Times via PhoneArena
Photo:LG
(lunatic)


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