出張や旅行で海外に行くとき、あるいはインバウンドの外国人客と会話するとき、外国語でコミュニケーションを取るのは容易ではない。そんなときに持っておくと心強いツールがクラウドファンディングサイトMakuakeに登場した。
70超の言語に対応する片手サイズの翻訳機「Vasco Translator M3」だ。独自のSIMを搭載し、世界200カ国でネット接続させて活用できる。
文字、音声で翻訳
Vascoは小型リモコンのような形状で、搭載するマイクが話し言葉を拾い、6種の翻訳エンジンを使ってリアルタイムに翻訳する。翻訳は翻訳機搭載のモニターで文字として確認できるほか、スピーカーから発音もされる。
対応言語は76言語で、ここにはイギリス英語とアメリカ英語、フランスのフランス語とカナダのフランス語というふうに同じ言語でも国・地域の違いを反映したバージョンも含まれる。もちろん日本語も利用できるので、基本的には地球上の大方の人と会話できることになる。
加えて、Vascoは搭載するカメラに看板やレストランのメニューなどの文字をかざせば、任意の言語に翻訳するという便利な機能もある。
Wi-Fi不要!
翻訳に関しては、モバイルアプリを活用している人もいるかと思うが、多くの場合インターネット接続を要し、オフライン機能がある場合でもフルに利用できなかったりする。その点、Vascoは内蔵する独自SIMで200カ国・地域でネットに接続できる。Wi-Fiを求めてさまよう必要はない。
開発元によると、接続料金や追加のデータ通信料、更新料などは一切不要とのこと。
Vascoは重さ88グラムと小型で、旅行時にバッグにしのばせておくのにうってつけ。フル充電(要4時間)で12〜13時間駆動する。
記事執筆時点でのMakuakeでの価格は2万6500円(約円)〜となっている。新型コロナウイルス感染症がおさまり、再び海外旅行が自由にできるようになればあちこち巡りたい、という人は要チェックだ。購入期限は3月29日、5月末までの配達が予定されている。
- Original:https://techable.jp/archives/149104
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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