フランスでは、2021年1月から国内で販売される電子機器に「修理しやすさ」の評価を10段階でスコア表示したラベルの添付が義務化されましたが、AppleオンライストアでもiPhoneモデルごとにラベルが付与され始めたことが明らかになりました。
iPhone SE(2020)が最も修理しやすいiPhone
仏政府の調査によれば、2020年にフランス国内で壊れた電子機器のうち、修理されたのはわずか40%にとどまったとのことです。政府は状況を改善するため、「修理しやすさ」のスコア表示(Indice de réparabilité)を今年1月から義務化しました。
iPhoneの「修理しやすさ」スコアは、制度の導入当初はまだ公開されていませんでしたが、Appleオンライストア(フランス)でデバイスごとにスコアが添付され始めた模様です。
試しにiPhone12 Proの「修理しやすさ」スコアを見てみます。スコアはモデル、色、カスタム設定などを選択したのちに現れる仕様となっています。iPhone12 Proには「6.0/10」のスコアが付けられています。
iPhone SE(2020)の「修理しやすさ」スコアは「6.2/10」と、0.2ポイントiPhone12シリーズよりも高くなっています。
ちなみに、現行iPhoneモデルの中で最も「修理しやすさ」スコアが低かったのはiPhone11で、「4.2/10」でした。iPhone XRの「修理しやすさ」スコアは「4.5/10」となっています。
MacBook ProよりもMacBook Airのほうが修理しやすい?
仏政府の「修理しやすさ」スコアは、iPhoneだけでなくMacBookにも付与されています。
現行MacBookの「修理しやすさ」スコアを見てみると、意外にもより薄型のM1チップ搭載13インチMacBook Airのほうが13インチMacBook Proよりもスコアが高いことが判明しました。MacBook Proが「5.6/10」なのに対して、MacBook Airは「6.5/10」のスコアをつけています。
Source:Apple via AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-349847/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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