神奈川県独自の新型コロナ濃厚接触通知システム、通知が0件と判明

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神奈川新聞は3月5日、神奈川県が独自に導入している新型コロナ濃厚接触通知システムが、全く通知を行っていない状況だと報じました。

神奈川県の濃厚接触通知システム

LINEコロナお知らせシステム
 
神奈川県は、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者に対してLINEで通知する「LINEコロナお知らせシステム」を導入しています。
 
神奈川県のシステムでは、店舗やイベント会場等に専用のQRコードを掲示し、ユーザーがQRコードを読み取り、神奈川県のLINE公式アカウントに登録することが必要となります。
 
店舗等で新型コロナウイルス感染症の陽性者が発生し、保健所が必要と判断した場合には、同じ時間帯に店舗を訪れていた人にLINEで通知が行われる仕組みです。
 
神奈川新聞によると「LINEコロナお知らせシステム」は2020年5月に運用を開始し、利用者の登録は約51万件となっていました。

全く機能していなかった

神奈川県LINE
 
神奈川新聞は3月5日、神奈川県の「LINEコロナお知らせシステム」が濃厚接触者への通知を1件も行っていないことが判明したと報じました。
 
神奈川県の担当者が3月4日の県議会で言及しています。
 
神奈川新聞によると、システムは正常に動作していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により保健所の業務が多忙を極め、職員が対応できていなかった模様です。
 
制度設計の際に、保健所職員のマンパワーを使って通知処理を行う仕組みとなっていた可能性があります。
 
厚生労働省が提供する新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」では不具合が相次いでいますが、神奈川県の独自システムについても、制度設計等に問題があったものと推察されます。
 
なお、神奈川県はLINEコロナお知らせシステムについて、「変異株に対応するためにも2021年度も運用を続ける」と表明しています。
 
 
Source:神奈川新聞, 神奈川県
(seng)


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