iOS14.5のベータを中国で使うと、新型コロナウイルスの接触通知アプリが無効化されると表示が出る模様です。AppleとGoogleは、不要になった地域では接触通知APIの提供を終了すると説明していました。
iOS14.5ベータで接触通知が無効化
iOS14.5の開発者向けベータで、新型コロナウイルスの接触通知機能がオフになるとの通知(記事トップの画像)が表示される、と中国情報ブログBāshíliùが伝えています。
また、中国で公共交通機関を利用するのに必要な「交通行程卡」では、接触通知へのアクセス権限がない、との通知が表示されるそうです。
接触通知のAPIは利用停止になっていても、WeChat(微信)のミニプログラムとしては引き続き利用できている、とのことです。
なお、旧バージョンのiOSでは、現在も接触通知機能が利用できているとのことで、iOS14.5で接触通知APIに関する変更がある可能性があります。
接触通知、不要になった地域では提供を終了
中国政府は、日本の「COCOA」と同様、AppleとGoogleが共同開発したAPIを用いた接触通知アプリ「通信行程卡」を提供しています。
AppleとGoogleは、2020年4月に接触通知APIの共同開発を発表した際、APIは必要に応じて提供し、必要なくなった地域ではAPIの提供を終了すると説明していました。
iOS14.5の正式版でも接触通知機能が利用停止となるかは不明ですが、新型コロナウイルスの感染拡大が抑制された地域から順次、接触通知機能の利用が停止する可能性もあります。
Source:Bāshíliù – 中国情報ブログ
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-353765/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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