TOTO株式会社は、世界最大級のバス・トイレ・ビルディング・冷暖房・空調・再生エネルギーの国際見本市「International Sanitary and Heating 2021(ISH 2021)」に出展すると発表した。
「ISH」は、ドイツ・フランクフルトで隔年開催されてきた見本市だが、今年は2021年3月22日~26日の期間、オンラインで開催される。「ISH2021」のトップテーマは世界的に高まる衛生への期待に応えるソリューション。TOTOはここで、クリーン技術の革新による「清潔・衛生・快適な生活習慣」を提案するという。
バーチャルならではの展示空間
同社のメインコンセプトは、「WASHLET」「CLEAN SYNERGY」「TOUCHLESS」という3つの軸で構成される「TOTO CLEANOVATION(CLEAN+INNOVATIONの造語)」。
このコンセプトをより理解してもらうべく、出展コンセプトのプレゼンテーション動画や360度動きのある製品紹介、製品入れ替えが可能な3Dウォークスルーによる空間紹介などデジタルならではの展示空間を創り上げているという。
例えば、デザインテイストや広さの異なる4つの住宅空間や、デザイン統一されたホテルの共用部、居室のバスルームの洗面まわりなどをバーチャル空間に構築。来場者はさまざまな角度から製品を見たり、好きなように器具の入れ替えや色の変更をしたりできるとのことだ。
新製品も出展!
まずは、ウォシュレット一体形便器「NEOREST」シリーズ。最上位機種「NEOREST NX」をはじめ、AH・RH・DHや日本未発売のLEなどが集結する。
また、「CLEAN SYNERGY」の代表技術「EWATER+」を標準搭載した「WASHLET RG」と「壁掛け大便器 GP」を組みあわせた新製品も登場。宙に浮いたような便器と無駄のないデザインを360度デジタルコンテンツで見ることができる。
さらに、2019年発売のグローバル統一モデルの水栓金具も展示予定。くわえて新製品である「自動水栓10シリーズ」を初出展する。
同製品は、節水効果はもとよりタッチレスで手を洗えるという点においてニューノーマル時代の注目の製品となりそうだ。この「自動水栓10シリーズ」とデザインを合わせたオートソープディスペンサー3シリーズもあわせて展示されるとのこと。
なお「自動水栓10シリーズ」には、使用する水のチカラを使って自己発電・蓄電する機能「ECOPOWER」や、空気混入率を高くし、少ない水で快適な手洗い感を実現する「ECOCAP」を実装。環境に優しい設計を実現している。
- Original:https://techable.jp/archives/150430
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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