Appleが昨年12月より、iOSアプリに表示を義務付けている「プライバシーラベル」をpCloudが分析した結果、最も多くのユーザーデータを他社と共有しているアプリはInstagramであることが判明しました。
1位2位はFacebookのアプリ
pCloudは、サードパーティーアプリのプライバシーラベルを分析、各アプリがどのくらいユーザーデータを収集しているのか、また収集したデータを他社と共有しているのかをまとめました。
それによると「サードパーティーとユーザーデータを共有しているアプリ」ランキングでは、79%ものデータを収集・共有しているInstagramがダントツのトップとなりました。同アプリは購入情報、個人データ、閲覧履歴を含むありとあらゆるデータを、他社と共有しています。
そして「名誉ある」2位の座を射止めたのは、57%のデータを他社と共有しているFacebookでした。
その後にLinkedIn(50%)、Uber Eats(50%)、Trainline(43%)、YouTube(43%)、YouTube Music(43%)と続いています。
「自社利益に活用」ランキングでもFBアプリが首位に
また「自社の利益のためにユーザーデータを収集しているアプリ」(つまりユーザー利益ではなくマーケティングなどに活用するために収集している)ランキングでも、Facebook(86%)、Instagram(86%)と、Facebook所有のアプリが1位となっています。FacebookがAppleの新しいプライバシー保護方針に反対するのもうなづけるというものです。
他社とデータを共有しないアプリも存在
一方で、ユーザーデータをサードパーティーと共有しないアプリも存在します。最近注目を集めている音声SNSのClubhouse、動画配信のNetflix、Shazam、Skype、Zoomなどは、ユーザーデータを他社と共有したり、マーケティングに活用したりしていません。
Source:pCloud via MacRumors
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-354436/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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