障害者手帳アプリ「ミライロID」を開発する「ミライロ」は、アプリが使える場所に新たにJRなどが加わり、全国123社の鉄道会社で利用できるようになると発表しました。
鉄道会社の一斉導入により、導入事業者が大幅拡大
ミライロIDは、2019年7月にリリースされ、2021年2月時点では885の事業者で導入されてきました。今回、多くの鉄道会社で導入が進むことで、ミライロIDが利用できる場所が大幅に増えることになります。
障害者割引をよく利用する場所は公共交通機関
2021年2月にミライロIDユーザー271名が回答したアンケート調査では、障害者割引をよく利用する場所として、「公共交通機関(タクシーを含む)」がトップでした。また、同アンケートでは、ミライロIDの使える場所の拡大や、その中でも鉄道会社・地域を指定した要望がありました。
今回、JRを含む多数の鉄道会社が導入することで、これに応える形となります。利用可能な鉄道会社について、詳しくは、記事下部のSourceをご覧ください。
ミライロIDとは?
アプリ「ミライロID」は、2019年7月1日にリリースされた、障害者手帳アプリです。ユーザーは、障害者手帳の情報や福祉機器の仕様、求めるサポートの内容などをミライロIDに登録することができ、ミライロIDを本人確認書類として認めている事業者(2021年2月末時点では885事業者が参画)においては、障害者手帳の代わりに提示することが可能です。
どんな場所で利用できる?
例えば、NTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯大手3キャリアでは、店頭でミライロIDを用いて、障がい者向けの割引サービスを申し込むことができます(本人確認書類が別途必要な場合あり)。また、大阪府は自治体として導入しており、使用可能施設では、府立施設の利用料・使用料の減免を受ける際に、ミライロIDを提示すれば、障害者手帳を提示する必要がありません。
Source:ミライロ
(藤田尚眞)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-354175/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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