Googleも売上1億円以下の開発者は手数料半額に〜Appleに追随

Google Play Store
 
Googleは、アプリストアPlay Storeでの売上高が100万ドル(約1億円)以下の開発者に対して、手数料率を通常の半分となる15%に引き下げると発表しました。Appleの手数料率引き下げに追随した格好です。

Googleも売上高100万ドル以下なら手数料率を半分に

Googleは現地時間3月16日、Play Storeでの年間売上高が100万ドルに達するまでは手数料率を通常の30%から15%に引き下げることを発表しました。新しい手数料率システムは、2021年7月1日から適用されます。
 
Googleは、Play Storeで物やサービスを販売する開発者の99%が、手数料率引き下げの対象となるだろう、と推計しています。また、世界全体で97%のアプリは販売を行なっておらず、手数料を支払っていないそうです。

Google Play年間売上高の約5%に相当する減収

Appleは、App Storeでの売上高が100万ドル以下の開発者に適用する手数料率を、通常の30%から15%に引き下げる「App Store Small Business Program」を2020年11月に発表し、2021年から導入しています。
 
調査会社Sensor Towerは、もしAppleが同プログラムを2020年の通年で実施していた場合、Appleの減収額は約653億円で、App Storeの年間売上高の2.7%に相当すると推計しています。
 
Sensor Towerは、Googleによる手数料率の引き下げを2020年通年に適用した場合、減収額は5億8,700万ドル(約639億円)で、Google Playの手数料収入116億ドル(約1兆2,600億円)の約5%にあたる、と見積もっています。
 
 
Source:TechCrunch via MacRumors
Photo:Google
(hato)


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