「かめはめ波を打ちたい」というユニークな発想から生まれたARスポーツ「HADO(ハドー)」。2014年の発足以来、現在36カ国以上に広がり、体験者は世界で210万人以上にもなるという。また、世界のトップチームが集まる「HADO WORLD CUP」や初心者でも参加しやすい大会など年間100大会を開催し、競技人口は増加傾向にあるようだ。
そんな「HADO」を運営する株式会社meleapは、九州初出店となる「ARスポーツセンター HADO ARENA菊陽店」を2021年3月25日にオープンすると発表。九州・熊本に新たなスポーツシーンを確立していくとのことだ。
今回は、勢力的に拡大を続ける「HADO」に改めてフォーカスしてみよう。
「HADO」とは?
「HADO」は、頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着し、エナジーボールやシールドを駆使して対戦するARを活用したスポーツ。1チーム3人までで構成し、1試合は80秒。エナジーボールで相手のライフをすべて破壊するとチームに1点が加算される仕組みで、ゲーム終了時点の得点を競うというものだ。運動能力や体格、年齢や性別などに左右されないという点も人気の秘密だろう。
「HADO ARENA菊陽店」では、レジャー感覚で気軽に遊べるプランから小学生からが対象の本格的なスクールプログラムまで各種プランを用意。また、2021年4月末までに店舗LINE公式アカウントに友だち登録すると、HADOの基礎的なトレーニングから実際の試合形式を体験できる「HADOトライアル」に参加可能とのことだ。なお、同店では毎月大会の開催も予定しているという。
さまざまな種目を展開中!
先述の「HADO」のルールは最も基本的なもので、このほか「HADO」にはさまざまな種目がある。
例えば、2対2のチームでフィールドに1人いるシュート役が互いのゴールを狙う「Xball」。シュートをしないプレイヤーはブレードを放ちシュートの援護または妨害をする。「Xball」は、2021年に世界5カ国でプロリーグを開幕する予定だ。
カート×ARアトラクションCOIN RUSHの「HADO KART」も楽しそう。カートに乗って対戦相手にファイヤーボールを放ちながらコインをGETしていくというものだ。
対戦型といっても、人ではなくモンスターと戦う「HADO モンスターバトル」もある。目の前に現れるリアルなモンスターにファイヤーボールを放ち制限時間内に倒せれば勝ちというもの。仲間との協力プレイも可能なようだ。
「HADO モンスターバトル」よりも緊張感なく挑戦できそうなのが「HADO シュート!」。出現するかわいいモンスターを制限時間内に撃破するというものだ。ゲーム内で拾えるアイテムも豊富で、小さな子どもでも楽しめるかもしれない。
このように、豊富な種目を展開中の「HADO」。今後も成長していくスポーツのひとつといえるだろう。
- Original:https://techable.jp/archives/151026
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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