電動化の波はクルマだけではありません。最近は電動バイクも増えてきました。どうせ乗るならちょっと冒険して、SF映画のような電動バイクにトライするのはどうでしょう?
イタリアからやってきた「BEACH MAD(ビーチマッド)」(54万7800円)。今回、航続距離アップなどリニューアルされたのを機に、日本の代理店 トライクファクトリージャパンで取り扱いが始まりました。
イタリアのオートバイメーカー、イタルジェットより派生した新進メーカー ベロシフェロから発表されたもので、ぶっといバルーンタイヤが独創的。確かにガソリンバイクと比べると、電動バイクの構造は比較的シンプル。マフラーも必要なく、部品の制約も少ないとなると、デザイナーの腕も鳴ったに違いありません。
「BEACH MAD」を手掛けたアレッサンドロ・タルタリーニ氏は、イタルジェットの個性派スクーター「ドラッグスター」を生み出したデザイナー。電動バイクながら、ドラッグカーのようなハードなイメージを随所に盛り込むデザインはさすがです。シングルシートにむき出しのサスペンションもワイルドでいい!
最大の特徴はやはり、桁外れの存在感を放つバルーンタイヤ。日本のバイクメーカーの中でも個性派バイクが多いスズキの往年の名車「バンバン」もそういえばこんなタイヤでした。これなら街中を走っても目を引くこと間違いなしです。
そもそも「BEACH MAD」というネーミングからして目指す方向性が伝わりますが、デザイン面だけでなく、電動バイクとしての機能性も追求しています。
今回のリニューアルでは従来モデルから航続距離がアップし60~74kmになり、日常の足としての利便性を上げています。さらに、最大トルクとモーターパワーもアップし、ドライビングの楽しさも提供してくれます。ちなみに定格出力は590Wなので、車両区分は原付一種になります。
そしてガソリンバイクならガソリンタンクがある場所はラゲッジスペースになっていて、ちょっとしたアイテムが収納可能。これも電動バイクならではの利便性ですね。
またレバーには近さ調整機能が付いているので、自分の握力、手の大きさに合わせて調整できるのもうれしいですね。
こんなハードなルックスながら、電動バイクで環境にやさしいというのも、ある意味SFなのかもしれません。
>> トライクファクトリー
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/362196/
- Source:&GP
- Author:&GP
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