AI合奏技術を用いた「プロジェクトセカイ・ピアノ」、ヤマハの楽器店などで体験可能に

株式会社ヤマハミュージックジャパンは、株式会社セガや株式会社Colorful Palette、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社と協力して「プロジェクトセカイ・ピアノ」を製作。期間限定でヤマハの楽器店などに設置し、人々にピアノ演奏や合奏の楽しさを伝えていく。

人気ゲームとのコラボレーションによって生まれた一台

クラビノーバ「CSP」シリーズをベースとした「プロジェクトセカイ・ピアノ」は、スマートフォンゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」とのコラボレーションによって誕生。

演奏者が楽曲「千本桜」を弾くと、バーチャル・シンガーの初音ミクと、同ゲームに登場するキャラクターの星乃一歌が演奏に合わせて歌う。ヤマハのAI合奏技術が用いられており、タッチミスやテンポ変更にも対応できるとのことだ。

また、「CSP」シリーズ標準搭載の「ストリームライツ」機能ではランプが光り、次に弾く鍵盤と打鍵のタイミングをナビゲートする。譜面が読めない人やピアノが苦手な人でも、ランプに合わせて演奏の楽しさを味わえる仕組み。

演奏者のレベルに合わせた4種類の楽譜を用意

残念ながら「プロジェクトセカイ・ピアノ」の販売は予定されていないが、2021年6月27日までの約3か月間でヤマハの楽器店9店舗などに順次設置され、予約制(先着)で体験の申し込みを受け付ける。体験料金は無料。

対応楽曲は「千本桜」のみとなっており、演奏者のレベルに合わせた4種類(超入門~上級)の楽譜を用意する。体験の詳しい内容や予約の方法は、「プロジェクトセカイ・ピアノ」の特設Webページにて確認可能。

(文・早川あさひ)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA