株式会社PR TIMES(以下、PR TIMES)は、生活者の行動実態を調査するプロジェクト「Mikke(みっけ)」を始動。その第一弾として「スマートフォン利用に関する生活者実態調査」を実施した。
iPhoneユーザー1,300名を対象とした調査を実施
PR TIMESは「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」というミッションを掲げ、PR・コミュニケーション領域でさまざまな事業を展開している。同社が今回立ち上げた「Mikke」では、従来は調査対象とされづらかったミクロな行動実態を調査し、新しい取り組みをスタートさせる行動者へのヒントを提示していく。
第一弾として実施されたのは、10代から60代までの男女1,300名のiPhoneユーザー(iOS 12以降)を対象とした調査。2021年2月1日から同5日までの期間で行われた同調査は、選択式の回答とiPhoneキャプチャ画面の提出によるインターネット調査を採用している。
まず「スマートフォンの利用時間の意識と実態」に関する調査では、「1日のうちスマートフォンを使っていると思われる時間」を、回答者が選択肢から回答。実態に関しては、回答者のiPhoneにおける「スクリーンタイム」機能によって1週間分の結果を確認し、1日の平均値を算出した。
意識調査では「2時間台」(22.2%)がピークとなっている一方、利用時間の実態は「5時間台」(14.2%)がピークとなる結果に。利用時間に対する意識と実態が食い違っており、ユーザーは自分のスマートフォン利用時間を正しく把握できていない可能性があるようだ。
ユーザーがよく利用するアプリのトップは「LINE」
また、「ユーザーがよく利用するアプリ」というテーマの調査も実施。選択肢による調査の結果、トップとなったのは「LINE」(79.4%)。「YouTube」(63.2%)、「Twitter」(44.2%)がその後に続く。
多くの利用者がいる「LINE」に関して、ホーム画面最下部のDock部分に同アプリを置いているユーザーも多いようだ。Dockにアプリを4つ設置しているユーザーを対象とした場合、iPhone標準アプリが上位を独占する中でLINEが唯一4位にランクインしている。
なお、今回行われた調査の詳細な結果は専用フォームからダウンロードできる。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/151611
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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