iPhoneのスクリーンタイム機能が、「asian」(アジアの)を含むURLをアダルトコンテンツと誤認してブロックする問題は、iOS14.5ベータで修正されています。
「asian」一律ブロック問題がiOS14.5で修正
iOSのスクリーンタイム機能を有効にしていると、URLに「asian」を含むWebサイトがブロックされる問題があり、2019年12月にAppleに指摘しているが修正されていない、と2021年2月に開発者が指摘していました。
Mashableによると、この問題はiOS14.5のベータで修正されており、スクリーンタイムを有効にしていても、「asian」を含むWebページが正常に表示されるようになった、とのことです。
iOS14.5は現在、開発者向けベータ6と登録ユーザー向けパブリックベータ6が提供されています。
スクリーンタイムのフィルタが過剰反応
この問題は、iOSのスクリーンタイム機能で、「成人向けWebサイトを制限」を有効にしている場合、URLに「asian」が含まれているWebサイトを一律にアダルトコンテンツと誤認することで生じています。
アジア料理、アジア人コミュニティに関するWebページ、コロナ禍で増加したアジア人への差別を報じたニュースなどへのアクセスに影響が生じます。
筆者も、スクリーンタイムを有効にしたiPhoneのSafariで、人気バンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の公式Webサイトを開こうとしたらアクセスがブロックされるのを確認しました。
この問題は、一般ユーザーが利用できる正式版では、先日公開されたiOS14.4.2でも修正されていません。
Source:Mashable
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-357791/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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