Android 10を搭載したE-inkタブレット「BOOX Nova3」の魅力とは

株式会社FOXは、Android 10を搭載したE-inkタブレット「BOOX Nova3」の販売を開始した。同製品は、持ち運びやすいサイズで、スピーカーを搭載しており、語学学習などで発音の確認にも使用できる優れものだ。現在、FOXオンラインストアにて販売されており、価格は41,800円(税込)。

Android 10のOSを搭載

そもそもE-inkとは、超薄型ディスプレイ表示技術のことで「電子ペーパー」と捉えるとわかりやすい。モノクロ表示だが、コントラストは強く精細でまるで「紙そのもの」のように見える。しかも、液晶表示のようにバックライトは必要とせず、自然の光で見るところも紙の印刷物と同じだから、何よりも目が疲れない。

そんなE-inkタブレット「BOOX Nova3」の最も大きな特徴は、Android 10のOSが搭載されていることだ。E-ink端末でありながらも、Google Playから様々なアプリをインストールして利用できるのが、従来の一般的なLinuxベースのE-ink電子リーダーとは異なる点といえる。インストールされたアプリは、パフォーマンスを向上させるためにE-inkディスプレイ用に最適化され、Googe Playのほか、E-ink向けの「アプリストア」からもインストール可能という。

イラスト描写にも対応

また、外に持ち運ぶ人にとっては薄型・軽量のデザインは嬉しいポイントだろう。「BOOX Nova3」の画面サイズは持ち運びやすいA5相当の7.8インチ、薄さは7.7mmで、重量は265g。また画面解像度は1872×1404ピクセルとなっており、メモ帳感覚で使用できる。

さらに、専用のスタイラスペンが付属されている点も見逃せない。電池が不要な電磁誘導方式のワコム製専用スタイラスペンが付属されており、FOX社によると「筆圧レベル4096段階検知と高水準で、単純なテキストのメモ書き用途にとどまらず、細かな描写が要求されるスケッチやイラスト描写の用途でも十分利用できるスペックを備えております」という。

「電子書籍は便利だがPCを見続けると目が疲れる……」。そう思っていた人にはぴったりのアイテムだろう。気になる人はぜひチェックしてみてほしい。

PR TIMES

(文・Takeuchi)


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