【特集】新作カー用品ベストバイ
いま人気急上昇中なのが「360度カメラ型」ドライブレコーダー。車内と車両周囲を同時に撮影可能で、迷惑運転の報道でよく見かける「後方から迫ってきた車両が車間を詰めた後、側方へ回り込み、前方に割り込む」といった一連の動きも連続的に捉えられる。最悪のケースでは、車内へ乗り込まれることもあるが、そんなときでも暴行の状況を克明に記録できる。
そして現在のスタンダードになっているのが、本体に内蔵されたカメラで車両前方を、別体カメラで車両後方または車内を撮影できる「2カメラ型」ドライブレコーダー。映像が鮮明でビュワーソフトなどを用いることなく記録映像の再生が可能。年々、低価格化も進んでいる。あおり運転対策ならばリヤカメラ付属タイプ、暴漢対策ならば室内カメラ付属タイプを選択したい。
1. 左右360度撮影+垂直方向約210度まで撮影可能
ケンウッド
「DRV-CW560」(実勢価格:3万6300円前後)
ケンウッドの360度カメラ搭載ドライブレコーダー第2弾。専用アプリをインストールしたスマホとWi-Fi接続を行えば、手元で記録映像の確認や初期設定ができる。解像度2160×2160の高精細映像を記録し、5つの表示パターンで再生が可能。オプションのケーブル接続によって駐車監視録画も行えるようになる。
▲PC向け専用ビュワーソフトやスマホ向け専用アプリを使うとラウンド映像を見やすく画像変換。記録場所の地図など走行情報も確認できる
▲1台のカメラでも、このような4分割映像の表示が可能。STARVIS、WDR等の機能によって夜間も鮮明な映像を記録する
2. 死角になりがちな両サイドや車内も記録
ユピテル
「Q-21」(実勢価格:2万7500円前後)
コンパクトで取り付け性に優れたボディには、水平360度/垂直240度の広い画角を持つカメラや2.4インチディスプレイ、GPS、Gセンサーなどを搭載。高耐久なMLC方式のSDメモリーカード(32GB)が付属する。定期的なフォーマットが不要なユピテル独自の機能も備えている。
▲あおり運転や割込みなどの迷惑運転だけでなく、車内への侵入にも効果的。オプション接続で車上荒らしにも対応する
3. ゆがみのすくない映像で前後左右を記録できる
セルスター
「CS-360FH」(実勢価格:4万3800円前後)
前面と背面に180度の画角を持つ超広角カメラを搭載し、ふたつの記録データを組み合わせて歪みが少ない水平360度の映像を見られる。暗がりでも室内を鮮明に撮影できるよう赤外線LEDも装備。1.44インチ画面を搭載し、各種設定操作や映像確認が容易だ。
▲一般的な360度カメラモデルとは異なり、歪みが少なく鮮明な映像を実現。車内側には赤外線LEDを搭載し、夜間撮影にも強い
4. 前後左右全方位記録に加えて後方もしっかり録画
コムテック
「ZDR037」(実勢価格:5万2580円前後)
車内と車両周囲を撮影できる360度カメラ搭載の本体と、車両後方を撮影できるリヤカメラを組み合わせたセパレート型。夜間も明るく映像を捉えるSTARVISや、明暗差を自動補正するHDR/WDR、あおり運転をいち早く察知できる後続車接近お知らせ機能なども搭載。
▲360度カメラとリヤカメラの組み合わせで、死角が少ない。危険ドライバー対策に効果抜群の1台
5. 危険車両の存在を知らせる機能を搭載!
ケンウッド
「DRV-MR760」(実勢価格:3万5000円前後)
ケンウッドの最新2カメラ機で、本体、リヤカメラともに取り付け性に優れた小型サイズ。音声コマンド機能を備え「録画開始」と発話するだけで手動録画を行い、同様に静止画撮影や前後カメラ表示切替なども可能だ。危険車両の検知/警告/自動記録機能も搭載。
▲前方割込警告、前方蛇行運転警告、後方急接近警告などの機能によって危険車両の存在を知らせる
6. スマホにリアルタイム映像を表示できる
セルスター
「CS-71FW」(実勢価格:3万2800円前後)
スマホとWi-Fiで連携する機能を搭載したワンボディモデル。スマホアプリで記録映像のリアルタイム表示や再生、各種の設定が行える。しかもフロントガラスだけでなくリヤガラスにも装着が可能。専用オプションカメラを組み合わせれば車両前後の同時撮影もOK。
▲ディスプレイを搭載しないため、本体サイズはきわめてコンパクト(96×29.5×43.5mm)
7. リヤカメラにもHDRを搭載して夜間も鮮明に記録
ユピテル
「SN-TW9600dP」(実勢価格:1万9360円前後)
車両前後の状況を同時に撮影できる前後2カメラモデルで、夜間に強いSTARVIS、明暗差を自動補正するHDRも搭載。高耐久MLC方式マイクロSDカードや定期フォーマットの回数を低減させたSDカード安心機能も備えている。低価格化を図ったWeb限定販売品。
8. 赤外線LED搭載のサブカメラで車内を記録
コムテック
「HDR953GW」(実勢価格:3万6080円前後)
本体内蔵カメラで車両前方を、サブカメラで車内を撮影。Wi-Fiを搭載し、専用アプリをインストールしたスマホで記録映像の再生や各種の設定が行える。GPS警報機能によって高速道路の逆走や事故多発ポイント、ヒヤリハット地点、速度監視路線などを知らせる。
▲前方と車内の状況を同時に記録でき、スマホでコントロール&映像再生。運転支援機能も充実している
9. 音声コマンドで手を離さずに録画可能
ケンウッド
「DRV-MP760」(3万7000円前後)
車両前方と車内を同時撮影する2カメラモデル。車内用カメラは水平152度の広画角仕様で側面衝突や幅寄せ運転などの状況も記録し、5つの赤外線LEDによって夜間やトンネル内でも鮮明な映像を捉える。声で手動録画操作などが可能な音声コマンド機能も搭載している。
▲前方割込警告や前方蛇行運転など危険運転車両の検知、自動保存を行う
※2021年3月16日発売「Car GoodsPress」94号掲載記事をもとに構成しています
<文/CarGoodsPress編集部>
【関連記事】
◆これぞドラレコの新しい使い方!屋根から撮影すれば今までとは違った映像が撮影できるぞ
◆北米スタイルのリアヒッチキャリアでキャンプをもっと便利にカッコよく!
◆話題のルーフテントで「車上泊生活」を始めよう!
- Original:https://www.goodspress.jp/features/362652/
- Source:&GP
- Author:&GP
Amazonベストセラー
Now loading...