【特集】いま買うべきキャンプギア
自然の中で自分たちでテントを張り、手間ひまかけることこそキャンプの楽しみ。しかし、実際に不便なことが多いと、ストレスも溜まってしまう…。そんな時は電気を使う便利なアイテムに頼ってみるのもひとつの手だ。
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■キャンプでも電気を使って快適さと楽しさを手に入れたい
普段の生活にはない手間を楽しむことで、非日常を満喫するのがキャンプの醍醐味。限られた道具を巧みに使えるかどうかが腕の見せ所とも言えるのだが、手間がかかることばかりだと、素直に楽しめないという人もいるだろう。それならば、普段頼りにしている家電製品やガジェットを、キャンプに持ち込んでみてはいかがだろうか。
最近は災害時の備えとしても便利なポータブル電源が続々と登場し、アウトドアでも使いやすいモデルが急増。オートキャンプに電気自動車を使う人が増えたり、キャンプ場では電源サイトが増えたりするなど、“キャンプで電化製品”が珍しくなくなっている。持ち運びやすい小型軽量設計やアウトドアで重宝する機能を備えるなど、快適なキャンプライフに役立つアイテムも充実してきた。
また、エンタメ系のグッズをキャンプで活用する動きも増えている。映画や音楽を自然の中で楽しんだり、思い出をさまざまな角度から記録したりするのも、イマドキのキャンプスタイル。許可が得られるキャンプ場なら、ドローンを飛ばすことも可能だ。
せっかくのキャンプを存分に満喫する上で、不自由な要素はできる限り減らしたいなら、電気を巧みに使って快適さと楽しさを手に入れよう!
1. 多彩な家電に使える大容量バッテリー
Jackery
「ポータブル電源 1000」(13万9800円)
幅広い機器に安定して利用できる純正弦波で出力するポータブル電源。278400mAh/1002Whと超大容量で、出力ポートの種類も豊富。ACアダプターと車載用充電シガーソケットが付属。重量約10.6kg
▲出力ポートは、USB×4、AC×4、シガーソケット×1と充実。スマホやカメラ、照明、生活家電など多彩な機器に給電できる
2. モバイルバッテリー+ライトで幅広く活躍
オウルテック
「OWL-LPB2501LA」(7980円)
スティック型モバイルバッテリーを3本セットにした製品。それぞれ先端にハンディライト用、側面にはランタン用のLEDライトを備え、照明としても利用できる。容量は各2500mAhで、出力用にUSB-Aポートを搭載。
▲単体で使ったり、付属カバーで3台を円筒状にまとめたりできる。本体のマグネットを使えばテントフレームなどにも貼り付けられる
3. 明るく照らしながら暑さも解消
OUTDOOR MAN
「FAN&WARM LIGHT」(3300円)
送風ファンとLEDライトの機能を兼ね備えたアイテム。ライトは、サイトを雰囲気よく照らす暖色の光が特徴。電源は単1型乾電池2本で、LEDライトは最長約90時間、ファンは最長約20時間、併用時は約5~13時間使用できる。
▲フックを備えているため吊り下げても使える
▲ライトもファンも360度自由に角度調節でき、火起こしにも利用できる
4. 掃除や火おこしに使える充電式ブロワ
スノーピーク
「フィールドブロワ」(1万1900円)
マキタ18Vバッテリーに対応する充電式ブロワ。濡れたテントの乾燥や火起こしなどで活躍し、付属のダストバッグを使えば簡易的な清掃にも利用できる。最大風量は3.2m³/分、最大風速98m/sで、風量は3段階で切り替え可能。発売日未定
5. 場所を選ばず長時間保温&保冷
マキタ
「充電式保冷温庫 CW180DZ」(7万6780円)
-18~10℃の保冷機能と55~60℃の保温機能を備え、食材や飲料の保管に役立つ保冷温庫。容量は20リットル、キャスター付きなのでスムーズに移動できる。保冷は5段階、保温は2段階で温度設定が可能。USB機器の充電機能も備える。
▲電源はマキタ18Vバッテリー2本(1本でも使用可能)のほか、家庭用AC100V電源や自動車のシガーライターソケットも使える
6. 素早く温まるヒーター付きマット
アイリスオーヤマ
「アウトドアヒートマット HW-OM9-G」(8778円)
電源にモバイルバッテリーを使用し、表面にはっ水加工を施したアウトドア用暖房マット。熱伝導率が高く、素早く温まるカーボンナノチューブヒーターを内蔵する。温度は3段階で調節可能。バッテリーを外せば洗濯機で洗えるところも便利だ。
▲50×94.5cmと大判サイズで給電ケーブルも120cmと長め。収納ポーチが付属し、小さく畳んで持ち運べる
7. 小型サイズで汚れをパワフル洗浄
ケルヒャー
「KMINI」(実勢価格:2万1000円前後)
コンパクトサイズながら、最大許容圧力9Mpaの強力噴射で汚れを洗い落とせる高圧洗浄機。本体重量3.9kgと軽く、サイト内で気軽に持ち運んで利用できるほか、帰宅後に道具を洗う際にも便利。AC100V電源を使用する。
▲取り外し可能なアクセサリー収納ケースを備え、電源コードは足元に巻きつける仕組み。すべてまとめて持ち運べる
2021年4月6日発売「GoodsPress」5月号掲載記事をもとに構成しています
<取材・文/高橋智>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/365361/
- Source:&GP
- Author:&GP
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