2021年第1四半期(1月~3月)のスマートフォン出荷台数のシェアランキングが発表されました。Samsungが首位となる一方、Huaweiはトップ5から脱落しています。
Samsung、Apple、Xiaomiがトップ3
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第1四半期における世界のスマートフォン出荷台数は3億4,000万台で、前年同期の2億7,500万台から24%増となりました。
2020年第1四半期は新型コロナウイルスの影響が端末の生産・販売に影響を与え始めた時期で、スマートフォン業界にとって大きな低迷期であり、今回の出荷台数はそこからある程度脱却したことがうかがえる数字といえます。
メーカー別ではSamsungが前年同期比32%増となる23%のシェアを取り首位となりました。
Samsungの好業績はGalaxy S21シリーズと最近のGalaxy AシリーズによるものだとStrategy Analyticsは分析しています。
2位はAppleで前年同期比44%増となる17%のシェア、3位は前年同期比80%増となる15%のシェアのXiaomiです。
AppleのiPhone12シリーズの強い勢いは、複数の市場で継続しています。しかしながら、2020年第4四半期(10月~12月)はシェア首位だったのに対し、2021年第1四半期はSamsungの後塵を拝する結果となりました。
Xiaomiはインドと中国の両方で好調であり、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ地域での展開も実を結び始めているとのことです。
トップ5から脱落したHuawei
一方、2020年第1四半期には2位にランクインしていたHuaweiが今回はトップ5から脱落しました。
これはアメリカからの制裁による影響とみられます。
チップの不足による影響は、上位5社では2021年第1四半期に大きな影響はありませんでしたが、小規模なベンダーにとっては今後数四半期にわたって懸念材料になるとStrategy Analyticsはみています。
Source:Strategy Analytics via Android Authority
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-361879/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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