テンマクらしさ全開!アイデア&ギミック満載の「炎幕フロンティア」

焚き火好きソロキャンパーに絶大な支持を得ているテンマクデザインの炎幕シリーズに、新しく「炎幕フロンティア」が登場しました。

従来の炎幕はパップテントのような無骨デザインに、バスタブ型シートなどきめ細やかな機能を搭載したハンサムな設計でしたが、「炎幕フロンティア」は新機能を搭載して遊び心満載との噂。果たして本当なのでしょうか。
 

まず収納サイズ。66×23×H28cmでオールコットンの大型炎幕「大炎幕FC」と同じ収納サイズ。元祖「炎幕」よりもわずかに大きくなっています。

内容物は本体、同じ長さのストレートポールが4本、V型ポールが1本。そして張り綱とペグで総重量は10.16kg。

総重量も似ていますね。「大炎幕FC」はグラウンドシートと本体、ポールで8.82kg。
「炎幕フロンティア」はフライとポールで8.61kg。グラウンドシートとポールの数に違いはありますが、ほぼ同じと考えていいでしょう。

ストレートポールは本体の両脇、V型ポールはパネルのファスナーのあたりに取り付けます。残りの2本はパネルを跳ね上げるためのものです。

ちなみにパネルにファスナーがあるほうが前になります。

設営方法はほかの炎幕シリーズと同じで、まず背面の長辺をペグダウン。ポールを立てて張り綱を張ったら、あとはバランス良くほかのところをペグで固定していきます。最後に中央のV型ポールをグロメットに差し込んで完成です。

設営後のサイズは660×230×H280cmで、やはり「大炎幕FC」と同じ。ですが、前のパネルはファスナーが付いていて2分割できるようになっています。

手持ちのポールで全開にしてみました。

センターはV型ポールなので、ファニチャーの位置に悩むことはないでしょう。さらに、パネルをすべて閉じたときでも中で移動しやすいということもV型ポールの利点。この手のちょっと背の低いテントほどV型ポールの恩恵をひしひしと感じます。

左右のパネルはどちら側でも張り出せますが、よく見ると向かって左側のほうが広くなっています。

V型ポールがやや右よりに位置しているのは、同時発売のインナーテントを取り付けるため。

V型ポールのグロメット前ろ本体すそのバックル、天井にはループが付いているので、インナーテント側のバックルやフックを差し込めばいいんです。

※モデルの身長173cm

分割パネルの利点は、暑い時期は全開放で、寒い時期はインナー側をおろしてあたたかく過ごす。涼しく眠りたいけど荷物を濡らしたくないときは右側だけ下ろすなど、状況にあわせて対応しやすくなるんですね。

それに張り上げパネルには雨の降り込みや日差しの差し込みを防ぐサイドフラップが付いていて、このフラップは巻き上げてもよし。テンマクデザインらしいギミックです。

▲正面から向かって右側の大きなドアから見たところ。奥に小さなドアがある

インナーテントは190×160×H115cmなのでふたり利用もなんとかいけます。

パネル側だけじゃなく、向かって右側に大きなドア、反対側にも小さなドアがあって、端っこまで有効活用できる仕様。

そうそう使うことがないように思いますが、前面パネルを跳ね上げて過ごす場合、靴は外に出しっぱなし。寝るときくらいは動物に持っていかれないよう靴を見えないところに置きたいわけで、右利きであれば自然に靴をこの端っこスペース(向かって左端の三角スペース)に隠したくなります。サイドドアに置いてリビング側のパネルを下げるという手もありますが、より自然に動けるんですね。

「炎幕フロンティア」は「大炎幕FC」をベースに、2ルームっぽく使えるようになりました。今のところオプションはインナーテントと張り出しポールだけですが、4月発売の「大炎幕の前幕」を取り付けられるのであればさらに拡張性が生まれますが、公式発表がないのが少々残念。

とはいえ、真ん中にポールが付いたので、居住性が犠牲にならず、耐風性も高まっていそう。この進化は大歓迎です。

>> テンマクデザイン

 

<取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介>

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

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